司書講習への道

市の図書館に臨時職員として勤めて8年目の2015年夏。亜細亜大学の司書講習で図書館司書の資格を取ることにチャレンジしました。その経過を書いています。受講中の記事は2015年の7月から9月までです。古い日記が下になっています。

現状報告(12/15追記)

こんにちは。

お久しぶりです。かわにんです。

 

こちらのブログを開設してから3年が経ちました。

いまだにそこそこ閲覧されているので、今日はその後の現状を書いた記事を紹介したい

と思います。

 

司書として就職してから1年半が経ちました。

いろいろありながらも仕事は充実して楽しい日々でしたが、実は現在は休職中で、

今月いっぱいで退職を予定しています。

 

次の就職は未定です。今のところ特に次なる図書館への就職活動もしていません。

 

なぜこのようなことになったのかと、図書館で10年働いてきて、現代日本で図書館員と

して働くことについて思ったことを別のブログに書きましたので、よかったら今後の参

考にしてみてください。

 

のぞいている暇なんてないよ~、という方のために要約すると、

図書館界はほとんどが非正規で、低給料。昇給、ボーナス、退職金なし。1人暮らし

はかなり厳しい。家族を養うなんてもってのほか。職場によっては体を壊すまで働かさ

れるブラックなところもあり要注意。職員配置にも問題があり、努力が正当に報われる

とはいいがたい業界。これらは今のところ改善の見込みなし。ここで働くにはそれ相応

の覚悟と人生計画が必要。何も考えずふらふら~っと入ると若さと体力を絞りつくされ

て一生痛い目見るよ。気をつけて。」といった感じです。

sisyo-after.hatenablog.com

 司書講習を終えた直後にはこのブログで「希望はある」とキラキラしたことを語って

いた私ですが、今思うとなんて甘ちゃんだったんだ、といった感じです。

嘱託として1年半勤務した後、身体を壊して退職した現在、ここで訂正しておきます。

 

図書館界は甘くありません。そしてこの状況が今すぐに改善されるとも言いがたい。

それらを頭に入れたうえで、司書になりたい人はそれでもよいのか、進むのなら30歳ま

でに正規を受けるのか、副業して稼ぐ方を選択するのか、正規に落ちたあと、稼ぐ手段

はどうするのか、結婚してリスクヘッジするのかなどなどいろいろと人生における生存

対策が必要になるということをここで忠告しておきたいと思います。

 

バイトや臨時職員だろうが嘱託だろうが、好きな仕事だろうが嫌いな仕事だろうが、働

いていると3年なんてあっという間です。

やりがいに目をくらまされて図書館界に貴重な若さや健康を吸い取られないように、く

れぐれも気を付けてください。

 

と30代をほぼそこに吸い取られた私が申します。

今現在は私も今後の道についてもがいている最中です。

それの経過についてはまた別のブログで綴っています。

 

jiritsu-over40.hatenablog.com

皆さんのご健闘をお祈りします。