司書講習への道

市の図書館に臨時職員として勤めて8年目の2015年夏。亜細亜大学の司書講習で図書館司書の資格を取ることにチャレンジしました。その経過を書いています。受講中の記事は2015年の7月から9月までです。古い日記が下になっています。

9月7日から9月13日まで

9月7日(月)情報資源組織演習1日目

今日からいよいよ演習科目。3クラスに分かれ、コンピュータールームでの授業になる。NDCを使って分類の授業スタート。

まずは簡単な3桁分類からやってみる。続いて形式区分、地理区分、言語区分と習う。

習っては問題を解くの繰り返し。

実際に手を動かしているせいか時間の経つのが速く感じる。

あっという間にお昼になった。私のクラスは他のクラスより進み方が速いことが判明。

次々新しいことを習うので、ちょっとでもついていく気力を失ったらアウトって感じ。

さすがに夕方になると疲れて眠くなってきた。今日は言語共通区分、文学共通区分まで習って演習して終わり。

しかしNDC例外ありすぎ。覚えきれないよ~。

前の授業のレポートをまだ全然やっていなかったので焦って帰ってから半分くらいやる。

9月8日(火)情報資源組織演習2日目

今日も引き続き主題分析について習う。

習ったことがちゃんと整理されて頭に入っていないせいか、いまいちすっきり理解できない。しかもまた午後は眠くなってきた。

今日も一日問題を解きまくっていたが、先生がさらっと解説する以外は自習・質問タイムのような感じになっていて、質問できないと前に進めない感じ。皆けっこう質問している。なのに私は質問すべきことがわからず最後の演習問題も間違えまくる。ピンチ。

というわけでNDCを持って帰ってきた。

自習用の練習ソフトとか欲しいなあ。その場で解説してくれるやつ。

明後日は試験なのに全く出来る気がしない。とほほ。

 9月9日(水)情報資源組織演習3日目

今日は件名を習う。最初にざっとBSHの説明文を読みながら解説され、次に実際の演習問題を解きながら説明を受ける。

昨日までの分類に比べればまだ件名のほうがわかりやすいと感じた。

最初の4問を解説後、後はひたすら演習問題を解いては答え合わせと解説の繰り返し。

今日は分類も一緒にやった。復習になるのでとても良いのだが、相変わらず間違えまくる。しかしある時、突然昨日はどうしてもわからなかった短縮が類推できるようになった。感激。この調子で他のこともわかるようになりたい。

明日の午前中はいよいよテストということで、ごろごろを引いて持って帰ってきたNDCとBSHを使って復習に励みます。雨が上がっていてよかった~。今日は虹が見えたらしい。台風が近づいているけどどうか無事に済みますように。

明日のテストがうまくいきますように。

 9月10日(木)情報資源組織演習4日目

今日は最初に昨日の演習の回答と解説。その後テスト。

本のタイトルと著者から分類と件名を付与する問題が25問。

2時間でなんとか全部埋めたことは埋めたけど、自信はない。

吉田松陰は哲学者だっけ?とかデカルトって哲学者だったよな、とかそういうことを確認するために国語辞典を持ってくればよかった、と昼休みに友人との会話で気づくも時すでに遅し。電子機器以外持込可なんだから、そうすればよかった。

午後からは目録に入る。

まず日本目録規則をざーっと解説。そしてパソコンの先生が作ったフォーマットに書誌的事項を記述していく。パソコン苦手な人はプリントアウトして紙に手書きでやってもいいですよ、ということでパソコン苦手なのでプリントアウトした紙に書いていく。

でも出来ればパソコンでやってね、ということですが、まずどこから開けばいいのかからわからず隣の人に聞いてやっと開く。最初は手書きと入力と両方やっていたが、じゃあ次の問題やってみましょう、コピーして上書きすると前のフォーマットが残っていてやりやすいですよ、というところでコピーして上書きが出来ずに躓く。

休み時間に他のクラスの友達や周りの人にも頼りまくって2枚は入力、印刷したけどあとは手書きでやった。

しかし周りからいっせいにカタカタカタカタってキーボードを叩く音がするとすごい焦るんだよな。入力は出来るんだけど、基本的なパソコンの操作が出来なさ過ぎる。

パソコン覚えないとまずい。来週は情報サービス演習なのに大丈夫だろうか。亜細亜大は明治大のように「パソコンやWordの基本的な使い方は教えません。出来るものとしてやります」とかは書いてなかったからよかったと思っていたけど。。。今日も手書きで出来たし、テストも手書きだというからちょっと安心してたけど。。。

授業も目録規則をさーっと説明したあと、ここに書いてあるから自分で読んでやってみましょう、というのがほとんどで、これが出来ない。目録規則が読みにくいし、読んでもはてな?ということが多くて焦る。先生解説してください~(涙)いや、終わったあとは解説してくださるんですけど。でもテストには授業でやってないことも出ると思うから、自分で読んでやることに慣れて下さい、って全然慣れないし出来ないよ~><

テストの出来なさと授業のついていけなさとパソコン出来なさのショックからか、今日は帰りに間違えて反対方向のモノレールに乗ってしまい、しばらく気づかなかった。

結局いつもより45分くらい遅れて20時15分過ぎに帰宅。

今日もカートを引いて重たい目録規則とNDCとBSHを持って帰ってきたのに全く開けなさそう。。

前途多難。

しかし分類2日、件名1日でやるって無茶じゃない?

全部ちゃんと覚えてないし、こんなんで世に出て行っちゃって本当にいいのだろうか。  

司書講習はとってもありがたいんだけど、もうちょっと時間かけてやりたかったなあ。。

 9月11日(金)情報資源組織演習5日目

今日も朝から図書の目録を作る、作る、作る、一日中作っていた。

今日は手書きでやることにしたら、昨日よりずっと落ち着いて出来たし、じっくり先生の話を聞くことができた。

私の周りも結構手書きでやっている人多い。

やっぱり皆同じことを言っていた。キーボードを打っていると先生の話に集中できないし、赤とかで書き込むことも出来ない(印刷は黒のみ)と。 

 手書きでも丁寧にやればちゃんと読めるし、第一テストが手書きだから練習にもなる。

というわけで今日は完全に自分の作業と先生の話に集中できたのでよかった。

帰りもちゃんと間違えないで帰ってきた。

というわけでもう眠いのでさーっと復習して今日は早く寝ます。明日のテストがうまくいきますように。

9月12日(土)情報資源組織演習6日目

今日も朝から昨日の続きの図書の目録作り。その後ようやく洋書、逐次刊行物、録音資料、映像資料、地図資料、電子資料に入る。他のクラスは昨日のうちに洋書、逐次刊行物とか幾つかやったみたいで、少し心配になる。そしてその心配は見事に的中するのであった。。。

先生がポイントを説明したあとまず自分でやってみて、その後先生が解説するのであるが、だんだん時間がなくなってきて、終わらないうちに解説になってきた。そのうち先生が答えをプリントアウトしたものを配りだしたりして。

そして一通りやったあと、4限にはメタデータを作ってみましょう、という10点分の課題に入る。軽く説明したあと、まずは図書でやってみて、次に好きなホームページを記述してみましょう、ということだったが、最初の図書のところの、図書の内容説明をアマゾンのページとかからコピペしましょう、というところでコピペが出来ずにつまづく。その後のホームページ探しとかもうまくいかず、出来ない人は図書のでいいです、最後に考察1行でもいいので書いて、プリントアウトして出して下さいということで、図書のをやっと書いて出す。もちろん考察は1行。

そしてそのショックを引きずったまま復習する間もなくテストへ。。。

予言どおり図書3問、その他は映像資料が1問だった。

出来はさんざん。特に悪いのが映像資料。てんぱっていたせいか、先生が最後にくれたプリントを見て書けば出来たはずなのに違うものを見て書いたため全然書けていなかった。周りの人は皆出来ていたみたいで落ち込む。

またしてもショックをひきずりながら帰宅。

真面目に授業を聞いていてもテストが出来なきゃ意味がない。

出来ていなかったら来年またやるしかないけど、それはいやだな~。

明日は前の授業のレポートを仕上げなければいけないのでずっと落ち込んでいる訳にもいかない。

あと1週間で終わりだと思うとだんだん寂しくなってもきた。

なんだかんだいっても学生生活は楽しい。今までの人生で一番キャンパスライフを楽しんでいるのじゃないかと思う。司書講習に来てよかった。

という良い思いを胸にテストの出来は忘れてとりあえず今日はもう寝よう。

明日からまた気持ちを新たに頑張ろう。