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司書講習への道

市の図書館に臨時職員として勤めて8年目の2015年夏。亜細亜大学の司書講習で図書館司書の資格を取ることにチャレンジしました。その経過を書いています。受講中の記事は7月から9月までです。古い日記が下になっています。

司書講習を終えてみての感想

終わってみればあっという間だったような気もする濃い2ヶ月だった。

始まる前は、月から土まで毎日9時18時で勉強するなんて、しかも通学1時間半もかけてなんて今までの人生でやったことがないので、最後まで出来るのかどうか不安で仕方なかった。勉強が頭に入るのかどうかも。

でも、始まってみれば毎日夢中で走り続けているうちに、なんとか最後まで遅刻することも休むこともなく通うことが出来た。

そして先生のお話も思ったよりは理解することが出来たように思う。

そして課題のレポートの出来はさておき、テストも思ったよりはなんとか出来ていたような気がする。(出来なかったのもあるけど)

無理そうだと思ったけど、やってみればなんとかなるのだな、というのが終えてみて一番の感想。

私はとにかく最初の目標が「全部通いきる」だったので、毎日自分に「健康で元気に通いきる!」と言い聞かせ、テスト勉強とかがあっても遅くても12時には寝るようにした。その結果、テストがいまいちだったりレポートがいまいちだったりはしたけれど、体調を崩すことはなく、全部の授業に出席することが出来た。

なかには体調を崩したり、途中から来なくなってしまった方もいたようだったけれど、私はとりあえず元気に全部出席しただけで最初の目標は達成したと思う。

そしてやはり授業をちゃんと聞く、というのが基本的だけど大事なことだと思う。

どうしても眠くなってしまう時もあるにはあったが、できるだけ目をさまして授業を受けられるように、休み時間には必ず席を立って教室の外に出、お手洗いに行ったり、身体を動かしたりしてリフレッシュするようにしていた。

それでも眠くなったときは、後ろの席の方がミントタブレットを下さったりした。これも結構効いた。最初から持参するべきであった。

先生方のお話を聞いていると、昔は論述12題だったのが今年はマークシートになったり、去年までは用語埋めだったのが今年は下にある用語から選べば良くなっていたり、と科目によってはテストをより簡単にしてくださっていたりもしたようだ。これも幸いであった。

あと、図書館情報技術論は平成24年の改正で新たに加わった科目なので、これを履修できたのはとても良かったと思った。3日間にしては詰め込みすぎで、正直もっと時間かけて習いたかったとは思ったけれど、これをやるのとやらないのでは意識が大違いな気がした。ぐずぐずしていて講習受けるのが改正後になったわけだけど、結果的には良かったなと思う。今の高校生は「情報」という教科でかなり詳しく情報技術について習っているから、せめてそのレベルの知識はつけたいという危機感?も芽生えたし。

あと、幅広い世代の方と交流できたのも、講習を受けてよかったことの一つ。

講習前に職場の司書さんから「友達つくった方がいいよ。」と助言を受けていて、理由は「今(先生)なんて言った!?」とか、わからなかったことを聞けるから、ということだった。

私は自分から人に声をかけて交流するというのが苦手なタイプだったけど、一人で理解しきれる自信もないし、確かにこの長い講習期間を一人きりで乗り切るのはいろいろ辛そうだと思ったので、このアドバイスを受けて、今回は最初から積極的に行くことに決めていた。「一日5人の人に話しかけよう」と目標を立てたりして。結果話しかけてくださる人も沢山いるし、わりとすぐ打ち解けて、授業のわからないこととかも聞きあったり、辛いときは「辛いねえ。」と言い合ったり、「あとちょっと頑張ろう。」と励ましあったりと、すごく心強い思いを沢山させてもらった。同じ自治体の他館の方や他の自治体や民間の会社で働いている図書館勤務の方々からお話を聞くことが出来たのも刺激的で、自分の意識改革にもなり、すごくためになった。

積極的に人と関わろうとせず一人で黙々と理解し、課題をこなしていく方もいるにはいたけど、私はとても一人では理解しきれなかったし、いろいろ学習のヒントを教わることも多く、すぐに折れそうになる心を支えてくれる意味でも人と交流してよかったと思う。本当にこのアドバイスをくれた方には感謝している。

最初のガイダンスでも先生が、「学んだことについて、是非他の方と話し合ってみてください。それによって理解が深まります。」というようなことをおっしゃっていたし、その時のご縁で知り合った方とは講習後もお付き合いが続き、今も情報交換をさせていただいている。話し合うことで理解が深まる、というのは確かにそうだな、と実感。

 

他県から新幹線やウイークリーマンションを借りて通学していた方もいらしたようで、そうしたみなさんのガッツには本当に驚かされた。

わからないことは先生にすぐ聞けたり、用語の読み方がわかるというのも講習ならではだと思う。そしてやはり、決まった時間に勉強するのでなければあれだけの科目を自力で学習するのは無理だったと思う。

というわけで、やはり司書講習を受けて良かった。

あれだけのスケジュールと内容を乗り切ったという自信にもなったし、友達という財産も出来たし、なにより授業が楽しくて仕方なかった。

始まるまでは不安で仕方なかったけど、それでも無謀に挑戦しようと決めて、実際挑戦してみて、結果最初の不安以上の沢山のものをもらったように思う。

私は40歳での挑戦だったけど、50代、定年後の60代の方もいらっしゃいました。

やってみたいけど迷っている方がいたら、是非挑戦してみてほしいなと思います。

 きっと損にはならないと思います。