司書講習への道

市の図書館に臨時職員として勤めて8年目の2015年夏。亜細亜大学の司書講習で図書館司書の資格を取ることにチャレンジしました。その経過を書いています。受講中の記事は7月から9月までです。古い日記が下になっています。

8月31日から9月6日まで

8月31日(月)情報サービス論1日目

今日からまた新しい科目。

今回の科目は1日のどこかで書く授業内レポートを3回で評価とのこと。

今日は現代社会における情報サービス、レファレンスサービスの発展と情報サービスへの展開、情報サービスの詳細、について学ぶ。

レジュメの空いているところを先生が板書された用語や文章で埋めながら進む。

事前に早口だと聞いていたけれどやっぱり早口だった。そしてばんばん当てます、とのことで本当にばんばん当てる。でも授業は楽しく、少し早めに終わったりしてくださり、最後も初日から飛ばすとあれですから、と30分も早く終わってくださった。

うーん、気分的に楽。しかしレポートは考えないと書けない論述問題が1題。

果たしてあれでよかったのだろうか。。悶々。

先生は大丈夫ですとかおっしゃっていたけれど。。。。

やっぱり論述はなんとかしなければ。。

後の方はレファレンスの具体例などが出てきて、より実務に近くなり、面白かった。

楽譜ってよく聞かれるんだよね。でもものによるけど、ピアノの楽譜とかは所蔵してない、で終わることが多い。前は歌の楽譜の件で近所の楽器店さんを紹介したこともあったけど、あれってレフェラルサービスになるのだろうか。一生懸命調べた挙句入手不可能だったら意味ないよね。

前に他の授業でも紹介された、国立国会図書館関西館のレファレンス協同サービスのツイッターは面白レファレンスばかり流しているとこのことで、帰り道に早速フォロー。

そして福井県立図書館の覚え違いタイトル集を見て笑いをこらえながら帰宅。

楽しみが増えたなあ。

今日のレポートいまいち自信ないけど、明日も上手くいきますように。

 9月1日(火)情報サービス論2日目

まさか9月を迎えられるとは思わなかったよね、ということでめでたく今日から9月。

まずはここまできたことに万歳。

今日はまずレファレンス質問の分析、受付方法、あとこれは必修ではないのですが要望が多いのでということで、レファレンス・インタビューのコツを教わる。ある程度限られた中で、自由に話してもらうオープンエンド質問についてや、相手をリラックスさせる雰囲気作り(ラポール)の構築のための技術など、とてもためになった。

しかしレファレンス・インタビューのコツ、私はすっかり教えてもらえるものだと思って応募のとき学びたいことの一つとして作文に書いたよ。なぜこれがカリキュラムに入っていないのか謎。すごい実務に役立つと思うのに。

それからレファレンス質問の実際ということで、回答プロセスについて教わる。

質問を、対象、項目、に分ける練習をやる。本当は対象、項目、適切なレファレンスブックの種類、探索計画、探索手順、回答、感想などを書き出す練習を通年の授業だと何回もやるのですが、今回は無理なので、ということで、対象、項目を割り出すところまで。あと分析について学ぶ。最初はとても難しく感じた。これは訓練したいなあ。

今日も授業の途中でレポートあり。

今日のお題は、「レファレンス・サービスが日本国内で普及しない理由を1社会的背景、2図書館員、3利用者の3つの視点から考えて述べよ。また、普及させるための具体的な方策を考えよ。」時間は30分。

なんとか書いたものの、やっぱり不安。

前回と今回のレポートで個人の評価はします、明日のグループワーク後のレポートで加点をします、とのことで、もう評価は大体決まってしまった。。。。

うーん、大丈夫かなあ。

レポートと言ってもテストみたいよね。

でも最後のテストがないと思うと気楽ではある。不安はあるけど。

明日の課題ももう出てるけど、眠いから今日は寝よう。。。明日の朝電車で考えよう。ということでおやすみなさい。

明日もうまくいきますように。

 9月2日(水)情報サービス論3日目

昨日の夜寝てしまったので、今朝は電車の中で今日の最終課題、新しい情報サービスを考えながら通学。

授業は昨日の続きの、いろんな国語辞書の紹介から。広辞苑は用例に古典文学からの引用が多いとか知らなかった。面白いと噂の新明解国語辞典は直感的、主観的だが語感としてわかりやすいため留学生には評判良いとか、なるほど。

今日は課題解決型サービス、情報リテラシー教育、発信型情報サービス、情報探索・利用環境の整備について学ぶ。

今日は途中とても寒くなったり暑くなったり教室の温度変化が激しかった。

最終課題は先生、今年の皆さんは活発そうなので急遽昨日考えました、というグループ課題。なんと「新しい情報サービスを創出する」を、企画・考案、参考・情報収集、意義・意味づけ・役割、と3段階に分けて考えたうえで、創造した「新しいサービス」を企画書にまとめよ、というもの!

企画書には1サービス名(キャッチーなもの)、2主なサービス対象、3そのサービスを新規に開始する意義、4サービスの概要(詳細)を記述。

最初はえええーー!!!と思ったけど、私のグループは9人でまとまり、人数が多いと知恵も沢山出るし、役割もそれぞれで、なかなか良い話し合いが出来たと思う。

結局図書館にあまり来たことのない高齢者を対象としたサービス「シルバースタート」を考え出した。

結構頑張ったと思うんだけど、良い評価だといいな。

ということでこの科目も今日で終わり。

全体で受ける授業は残り1科目となった。

明日からは最難関と思われる情報資源組織論。

どうかうまくいきますように。

 9月3日(木)情報資源組織論1日目

今日からまた新しい科目。しかし予習はほとんどせずに(読んでも理解できないため)、教科書をぱらぱらめくる程度で迎える。しかし周りの人たちは教科書を読んできた人が多いようだった。しまった。やっぱりもうちょっと読んでおけばよかった。。

最初は評価方法について。授業外レポート50点、テスト(持込可、穴埋め)50点とのこと。課題は教科書に書いてあるものから計4題と、授業で学んだことの省察をするもの。もう問題が分かっているので多少気楽だが、授業が始まってからパニックに陥るのであった。。。

授業のやり方の説明なしにいきなり始まったのだが、テンポは速く、スライドはどんどん変わるし、それは教科書に書いてあるものか、あるとしたらどこに書いてあるものか、などを把握するのに時間がかかり、ノートをどうとるか、どうやって授業を聞くか、がなかなか定まらなかったからだ。

教科書をあまり読んでこなかったせいか、まずどこに書いてあるものかを探すのにとても時間をとられた。でもそれに気をとられすぎると、肝心の説明が全然頭に入ってこないし、勿体無い。一定時間探して見つけられなければ急いでメモしたり、右往左往すること約3時間。

結局、大体教科書に沿いながら、大事なところをスライドに写して特に大事なところを赤字にしている、さっとマーカーだけしておいて、あとは話を聞いて理解したほうがよい、ということがわかってほぼ出来るようになるまで3時限くらいかかった。。。

教科書を読んだほうが理解しやすいという人もいるので、人それぞれなのだろう。

でも読んでも理解できないものは仕方ない。私は先生の話を聞いていたほうが理解しやすいのだから、先生の話を出来るだけ理解するようにしよう。

脳の話から始まって、記憶の構造、ワーキングメモリ、記録メディアの進歩、社会脳の誕生、集合的頭脳の誕生、情報とは、知識とは、記憶としての知識、スキーマ概念を勉強したけれども、初めて聞く言葉が多い。

これは要復習ということで、これからやります。前途多難。とほほ。

9月4日(金) 情報資源組織論2日目

今日は知識・情報資源、知識・情報資源の組織化、書誌記述法について学ぶ。

スライドに赤字で出た文章や用語を見つけるのは素早く出来るようになってきたけど、頭に入っているのかは謎。

マーカーが薄くなってきたので途中から2本目に変える。

レポートの課題はもうわかっているので終わったところからでも少しずつ書いていきたいと思いつつ、テストが気になってレポートは全く手付かず。

先生が、「皆さんテストのことばっかり気にしているので、今言いますが、穴埋めです。持ち込みは教科書もノートも可です。下に用語を書いてあるので、そこから選んで書いてくれればいいです。出来る人は何も見なくても出来ます。」と。

ああ、よかったと思ったけれどこれがなかなか難関なのであった。。。

一応明日に備えて教科書に付箋だけ貼って寝る。

9月5日(土)情報資源組織論3日目

今日は書誌記述法の続きと、書誌情報の作成と流通、主題分析と分類法、主題分析と索引法、ネットワーク情報資源の組織化とメタデータについて習う。

週末になって疲れがたまっているのか、結構な眠気に襲われ、集中力も限界に達し、午後はなかなか辛かった。習っていることも、何がどう違うのか、いまいちぴんとこず、似たようなものが多いなあ、という感じでちゃんと区別がついていない。

しかし今日の最後の時間はもうテストである。しかも自習時間はないっぽい。

授業中に付箋をはっていき、この講習のために買ったもの1冊見事に使い切ってしまった。

最後まで眠気に襲われていて、このままテスト中も眠かったらどうしようと思ったけど、さすがにテスト中は目が覚めた。

テストは穴埋めが大きく2問。

しかし1問目は一つの言葉から関係ある言葉を2つ書け、というもので、文脈がないので難しい。付箋を頼りに探す。

いきなり大きくつまずいた。

教科書のマークしていないところに答えがあったりして全く油断できない。

人名に関係ある用語は特にわからず、最後の人名索引のお世話になった。

2問目は文章の中に()があるのでまだましであった。

結局最後まで書き直しながら1時間半フルに使った。

しかしこれでまだ半分。あとはレポートを書かねばならない。

まだまだ油断できないぞ~。

しかしようやく今週も終わり。長かった司書講習も残りあと2週間となる。

来週からはいよいよ3クラスに分かれて演習。なんだかここまでこれたことだけで胸いっぱい。

終わった後は職場の飲み会に参加する。

懐かしい人とお会いでき、お話でき、楽しかった。元職員、職員、嘱託、臨時職員入り混じって和気藹々とした雰囲気にやっぱりいい職場だなと思う。

司書講習に行っていることをお話すると、よく「教えてね。」と言われるのだが、今回もまた言われた。

私に果たして務まるのだろうか。。と思うけど、せっかくなので、出来るだけ教わったことを皆さんに伝えていけれるよう、頑張ろう。