司書講習への道

市の図書館に臨時職員として勤めて8年目の2015年夏。亜細亜大学の司書講習で図書館司書の資格を取ることにチャレンジしました。その経過を書いています。受講中の記事は2015年の7月から9月までです。古い日記が下になっています。

2017年度某団体嘱託職員1次試験(筆記)

某団体の嘱託職員の1次筆記試験も受けてきましたので、ざっと記録します。

 

応募者多数の場合は書類選考ありとのことで、応募書類で「志望動機、入ってからやりたいこと、自己PR」(A41枚)を提出しました。

 

後日筆記試験の受験票が送られてきましたが、書類選考があったかどうかの記載はなし。

 

筆記試験は40人~50人くらいはいたでしょうか。

 

一般教養60問(45分)

市と団体に関する問題5問(10分)

小論文(60分)

 

小論文以外はマークシートでした。

 

問題数が多いため終わらない場合もあります、とのことで急いで全部やったため、

内容はほとんど覚えておりません^^;

教科は全範囲、難しい問題が多かったです。

順不同で、思い出せたものをほんの少しだけ記します。

回答の選択肢は5つずつありました。

選択肢の内容はほとんど思い出せないので割愛させていただきます。

 

一般教養(45分)

 

問題1 頁岩層に存在し採掘方法が特殊な新しいエネルギー源は何か?

 

問題2 日本国憲法の第一条は何か?

 

問題3 三権分立について述べた文章5つのうち間違いを選択。

 

問題4 ルネサンスの発祥となった都市はどこか?

 

あとは物理や化学、数学やことわざの問題など。数学の問題は結構出ました。

問題数が多いため、後ろの方に答えやすい問題があることも考えて、一応全部回答する

ことを目標にしました。

ちょっと考えてもわからないものは何か一つ適当にマークして、とにかく次へ次へと

進みました。

結果、時間内に全部マークできましたが、見直す時間はほとんどありませんでした。

 

市と団体に関する問題(10分)

 

問題1 某市は今年、市政何周年か?

 

問題2 この館の運営方式は何か?

 

他3問

 

小論文(60分)

テーマ「2020年の東京オリンピックを好機と捉え、生涯学習の裾野を広げるために

当団体がとれると思う政策を述べよ」

 

確か800字以内だったように思います。

 

 

感想

団体の試験だったため、やはり市の試験とはちょっと違う感じがしました。

前回の失敗を参考に、今回はこの市ゆかりの作家などをウィキペディアで下調べして

行きましたが、全く出題されませんでした。

その代わりに、団体に関するかなり細かいことを聞かれました。

 

しかし一応市の項目も見ておいたため、市政何周年とかは分からずとも、推測すること

が出来ました。

 

休憩が10分しかないので、事前にお手洗いに行くように言われましたが、会場に入る

前に済ませてきたためここでは行かず。案の定休憩時間に行きたくなり、10分の間に

急いで行きました。(行けないということはありませんでした)

(今思うと、この休憩時間のもうけ方に、入ってからの働かせ方の特徴がよく出ている

なあ~と思います。1日の予定が細かい時間割シフトで区切られており、数分たりとも

無駄にはさせないって感じでしたから。私の感想ですが、あまり細かく時間を区切られ

ると、その時間通りに動くことにかなり意識をとられるので、無駄に消耗します。ここ

は入ったけど、結局2年持ちませんでした。休憩時間や試験のあり方に、市の方針や

働かせ方の特徴がよく出ているように、私は思います。2019年2月7日追記) 

 

マークシートは楽かと思いきや、必ず答えが選べる分、問題も選択肢も難しくなってい

ると感じました。

やはり、普段から新聞やテレビニュースなどで、知識を仕入れておくことが大事かと思

いました。

どうもSPIのような感じらしいので、不安な方はSPI問題集とかをやってみるのもいいか

もしれません。

最新の時事問題が多めな感じがしたので、やるなら新しい方がいいと思います。

 

 

以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年度東京都某市立図書館嘱託員2次試験(面接)

初めての筆記試験で幸いなことに1次を突破し2次の面接を受けることが出来ましたので、今日はその様子を記したいと思います。今回もうろ覚えなところがあるので大体こんなもの、と思ってください。とりあえず今思い出せるものだけ書きます。また新たに思い出したら追記します。

 

1次合格と2次の面接の日時を知らせる書面には「受験票を持ってくること」と「集合時間、場所」しか書いていなかったのですが、会場に着いてみるとどうも同じ時間に面接に来たと思われる方が2人。。。

この時点で「え、もしかして」と思いましたが案の定3人で同時に面接でした。

控室で注意事項を書いた紙が配られ各自読むように言われます。

3人で面接を受けることと、時間は25分間の予定であることなどがここに書かれていました。

しばらく待ったあと、指定された順番に部屋へ入るように言われます。

ここで前の方につられて「失礼します」を言い忘れるという痛恨のミス。

 

入ると横のテーブルに荷物を置いて着席するように言われます。

正面に面接官が9人ずらりと並び手前に少し離れて3つの椅子が置いてあります。この光景を見た途端がーっと緊張がMAXになりましたが、去年の面接で緊張しすぎてうまくいかなかったことを思い出し「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせてなんとか落ち着きを取り戻します。

 

質問は4人くらいの面接官から順番にされました。

最初は同じ質問を指定された順番で回答し、最後の質問だけは履歴書や1次試験の作文を見ながらそれぞれ違った内容を聞かれました。

 

一問目は一番端の面接官から「自己紹介と志望動機を簡潔に教えてください。」

「自己PRは後で聞きますのでここでは結構です」

「長くなった場合は途中で止めさせていただくこともあります」と。

なるべく簡潔に答えました。本当はこの市がいいと思っている別の理由もあったのですが、他の方が割と長々と答えていたので「簡潔に」を意識するあまり「月給で雇っていただけるところを受けているので」という身もふたもない答えになり失笑を買います。ここは反省点。

 

2問目「アピールポイントを教えてください」

ここでは前から考えていた自己PRポイントを、具体的な裏付けエピソードと共に2点紹介しました。内容は試験を意識して普段からこつこつと心掛けてきたことをここで思い切りPRしました。要点はいろんな応募書類を書くうちに整理されてきていたので、色々受けていてよかったと思った点です。

 

3問目「佐賀県武雄市立図書館や、海老名市の図書館、いわゆるTSUTAYA図書館と言われる図書館についてどう思うか」

こちらも以前から考えていたことを答えました。しかし事前に具体例を用意するといった細かい準備をしていなかったので、なんとなくふわふわとした回答になってしまったのが反省点。言葉遣いも幼くなってしまいました。他の方の回答が大人っぽい言葉遣いだったのでなるほど、と思いながら聴いていました。あとやっぱり見に行っていないというのは痛いな、と感じました。終わったら遠い佐賀はともかく海老名市立図書館くらいは見に行こう、と思いました。

 

4問目「人との関わりで困ったときのエピソードとどう対処したかを教えてください」

とっさに答えが思いつかず苦戦した質問です。

「特に仕事上でなくてもよいし、仕事上でもよい」とのことで、いくつか考えたもののどれもふさわしくないような気がしたので結局仕事上のエピソードを話しました。しかし面接官が聴きたかったこととずれていたかも。。。とこれも反省。去年の面接でも似たようなことは聞かれていたのでこれはしっかり考えておく必要があるなと思いました。

 

5問目は一人ずつ履歴書や作文の内容について質問をされました。

質問は以上で終わり。

 

最後に健康状態について申告しておきたいことと、もし問題があるのに申告せず業務に支障が出ることが分かった場合、採用取り消しもあるという旨を言われました。

 

そして退室を促されました。

 

ここでやはり緊張していたのか、周りの方の緊張度合いにつられたのか、「ありがとうございました」を言い忘れるという痛恨のミス。

 

かろうじてドアの外にいた方に「ありがとうございました」と言って出てきました。

 

前回(去年)に比べればリラックスを心掛けた今年は自分の緊張は減ったと思いますが、複数面接を全く想定しておらず周りの方の緊張につられるという思いがけない事態に見舞われました。

周りの方につられないように平常心を保つ訓練も必要だと感じました。

しかし普段他の受験者の面接光景を見られることなどないので貴重な体験でもありました。

 

以上、ご報告でした。

また質問を思い出したら追記します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年度東京都某市立図書館嘱託員1次試験(筆記)

お久しぶりです。またまた4月採用試験の時期がやって参りました。

昨年自分の勤務する自治体一か所しか受けずに惨敗したので、今年は複数の自治体を受けていこうと思っております。

そして自分の覚書も兼ねて、記憶を頼りに選考過程や試験問題をアップしていこうと思います。

ということで早速行きたいと思います。

 

東京都某市立図書館嘱託員1次試験

 

募集人数は若干名。書類選考はなし。いきなり1次が筆記試験です。

司書または司書補資格要。応募時に資格証のコピー提出を求められます。

 

会場に着くとざっと70人くらいは受けに来てました。別の会場もあるので100人はいるかと予想。服装はスーツとそれに準じたきれいめの私服、が半々くらいでした。私は一応スーツで行きました。

 

・筆記試験(30分)

休憩(25分)

・論文(80分)

 

筆記試験

初めての筆記試験受験のためどんなのが出るのかどきどきしておりました。クレペリン検査とか出たらどうしようと思っていましたが、A4裏表印刷の紙が1枚ぺらっと配られちょっと拍子抜け。

 

始まる前に問題を眺められます。

 

一般常識と専門知識も少し問うような感じかなと。

 

やはり難しいのは後回しにしてできるところからやるのが鉄則でしょう、ということで、苦手な算数の問題も1問発見したのでこれは後回しにすると決めます。

 

号令と共に始めます。

受験番号と名前を書き忘れる人が多いとのこと。

これは一番最初に書きます。

 

問題は順不同、うろ覚えなので大体こんなものと思ってください。。

 

筆記試験問題(30分)

問1 漢字のよみを書きなさい。(文脈の中で出題されました)

・批准

・漸次

 

問2 次の漢字を書きなさい。(同じく文脈の中で出題)

・かて

・じんそく

 

問3 次の作品を年代の古い順に並べなさい。

土佐日記」「源氏物語」「古事記

 

問4 次の作品のタイトルを答えなさい。

・2016年石原慎太郎が書いた、元首相の自伝的小説。

(もっと説明長かったです)

 

問5 次の作家の読みを書きなさい。

・帚木蓬生

石牟礼道子

 

問6 次の分野のNDC分類番号の上2ケタを書きなさい。

・心理学

・体育・スポーツ

 

問 7 2016年に理化学研究所が発見した113番元素の命名権を初めて日本が獲得しました。この元素名をカタカナで答えなさい。

 

問 8 2016年にノーベル( )賞を受賞したのはアメリカのロック歌手ボブ・ディランさんだった。( )に入る言葉は何か。

 

問 9  2016年4月1日に施行された障害者(①)(②)法とは、障害を理由とする(①)の(②)を推進し、もってすべての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重しあいながら共生する社会の実現に資することを目的とする法律である。

( )に入る言葉をそれぞれ書きなさい。(2017年2月3日追記)

問 10    図書館の職員に110冊のノート、96本の鉛筆、68個の消しゴムを同じ数だけ配ろうとしたら、ノートが22冊、鉛筆が12本余り、消しゴムが9個足りなくなりました。図書館の職員は何人いるでしょう。(数字、品名ともにうろ覚え)

 

問 11 次の作品の作者を選択肢から選んで答えなさい。

・「ちいさいモモちゃん」

・「大どろぼうホッツェンプロッツ」

・「だるまさんが」

選択肢:松谷みよ子プロイスラー、のぶみ、かがくいひろし、プリョイセン、ヨシタケシンスケかこさとし、、

 

問12  次の某市ゆかりの作家名を選択肢から選んで答えなさい。

・1899年、東京に生まれ、日本美術学校を卒業後、落語作家となるが、その後設定を軍隊にして描いた漫画「のらくろ」が大ヒットする。戦後は笑いの研究にとりかかり、文化人的な存在へと変わっていった。その他の代表作は「蛸の八ちゃん」「凸凹黒兵衛」など。

・他一問

選択肢:西城八十、長谷川町子田川水泡、、、

 

問13「もう少し音量を抑えて話していただけますか?」を英語で言うとどうなるか、次の( )内に単語を選択肢から選んで入れよ。

Can you ( )( )( )( ) volume down?(うろ覚えです)

please ②voice ③keep ④your 

 

問14 夏目漱石の三部作は「三四郎」「それから」とあと一つは何か答えよ。三部作は後期ではない方である。

 

問15 インドの数学者ランガナタンは提唱した「図書館学の五原則」の中で「図書館は成長する( )である」と言った。( )に入る言葉を答えよ。

 

全部で16問くらいあったと思うのですが、あとは思い出せず。。。

思い出したらまた追記したいと思います。

 

休憩を挟んで論文。

論文はメモ用紙も配られそちらは持ち帰れました。

 

論文(80分)

「他自治体の図書館と比べて某市立図書館(ここのことです)が優れていると思うところを理由とともに2つ挙げ、そのうちの1つについて、それらをさらに向上させるためにあなたができることを具体的に述べてください。1000字~1500字以内で書くこと。」

 

原稿用紙とメモが一体になったものが配られます。

メモは自由に使い、持ち帰り可。

 

全く予想していなかった問題だったため多少焦りましたが、事前に仕入れていた乏しい知識を総動員してなんとか仕上げました。

休み時間に眺めていた掲示板が大変役に立ちました。

 

全体の感想

初めて図書館嘱託員の筆記試験というものを受けたわけですが、この自治体の図書館やゆかりの作家についての知識をそれなりに問われたので、こういったことは事前に調べておくべきだなと感じました。

あと一般常識は新聞程度の知識は押さえておくべきですね。

新聞で読んだ記憶はあるけど肝心の用語が思い出せない~!!となったものが多かったので用語や数字まできちんと覚えるべきだと感じました。

 

作品の作者名や読みなど、図書館ならではの専門知識については普段からの配架業務で覚えていたので割と楽でした。NDCの番号は一生懸命棚の位置を思い出して回答(笑)

いつも配架しながら無駄に作者名の読みなどの知識が増えていくなあ~と思っていましたが、こんなところできかれたので無駄ではなかったですね。良かったです(笑)これからは作品と作者名も積極的に紐づけて覚えていきたいと思います。

 

思ったより専門知識も聞かれたので、専門試験問題集も買ってやってみようかと思いました。まあ、専門知識のほうが面白そうっていう動機がほとんどですが(笑)

 

今回は初めてのこともあり、大体の問題の傾向を知ることに重点を置いていたのであまり緊張はしませんでした。

小論文も事前に「小論文の書き方」的な本を一冊ざっと読んだくらいで

対策らしいことは何もせず。

ただし、ここで学んだ時間配分の知識が本番でとても役に立ちました。

 

自分の自治体では「臨時職員経験が長い人は敬遠される、なぜなら社会でもまれた経験が少ないからだ」と某管理職が言っていた旨を伝え聞いていたので、臨時職員期間が長い自分はその分を足で稼ぐしかないと思っております。

他の自治体でどうかは分かりませんが、これを聞いて逆に腰が据わったというか「そんな簡単に受かるはずないんだ」という気持ちに切り替わったので、そんなに焦らずもうちょっと長い目でやっていくつもりです。

現在は月給で雇ってくれるところを中心に受けていますが、もし4月採用でどこにも決まらなかったら時給でももっと仕事の幅を広げられるところに随時応募していこうと思っています。

先ほどの言葉を聞いた以上、これ以上同じ自治体に臨時職員として居続けるのはマイナスでしかないような気がしたので。

時給のバイトでももっといろいろ任せてくれるところ(民間とか)に行った方がよさそうだなと感じております。

しかしパソコン講習を経て初めて他の自治体を受ける、というなかなか越えられなかった壁を越えたので今はちょっとすがすがしい気分です。

さあ、やってやるぞお~!!と珍しく就活やる気に満ちております(笑)

 

では、これからまた他の応募書類作成があるので、頑張ります。

 

それではまた経過報告します!

 

 

 

その後の経過について3(ワード・エクセル講座受講@東京しごとセンター多摩)

 またまたご無沙汰してしまいました。そろそろ秋っぽくなってきましたねー。

皆さまお元気でしょうか。

 

さて、前回なかなか進まないワードエクセル学習対策として、喘息になったのを機に

「エクセルでピークフロー表を自作してみよう!」とここで声高に宣言し、自分にプレ

ッシャーをかけたつもりでしたが案の定まったく効果なく、全然出来ないまま日々が過

ぎておりました。

 

やばい!!と焦っていた7月も終わり頃、講習仲間の友人から「突然ですが今日飲み会

来ませんかー?」というお誘いが。たまたま予定はなかったので「行くよー」と参加。

合流した二人はもう司書として就職しています。そこで新しい職場の様子などを聞きつ

つ、何気なく「ワードエクセルの勉強が自分では全然できないんだよねー」と話したと

ころ、「東京しごとセンターに行くと無料で講習が受けられるから行くといいよ」との

情報が。

 

二人とも通ったことがあり、一人はそこで去年、司書講習後にパソコン講習を受けたと

のこと。この彼はやはりパソコンが苦手で、パソコン教室の情報サービス演習のすべて

のレポートを手書きでやってのけた強者。しかし3日間の講習後、面接でのエクセル実

技の試験を見事パスして、今は立派に学校司書として就職しています。

 

本人曰く、「(講習受けたからといって)出来るようにはなっていない」そうですが、

実技試験をパスするくらいはできているということ。十分です。これはもう行くしかな

い。ということで、8月某日、早速申し込みに行きました。

 

東京しごとセンター」は東京都が主催している就業支援の施設で、利用年齢制限は

特にないとのこと。なんとなく存在は知っていたものの、私はてっきり就職支援でよく

ある「年齢39歳まで」ってやつかと思っていて、はなから無理かと諦めていたの

でした。

 

でも彼らが「大丈夫」という通り、行ってみると、確かに40越えの私でも登録でき

た!そして、カウンセリングを経て、お目当てのワードエクセル講座に申し込みまし

た。ちなみに私が行ったのは国分寺にある多摩のほう。

 

この講座は毎月1回しか開催されていなく、8月はもう終わってしまったのとのこと。

次は9月で、しかも7人キャンセル待ちとのこと。でももし受けられなくても、自動的

に再来月の待ちに回してくれるので、いつかは受けられるとのこと。

それを聞いて「これでいつかは確実に受けられる」とほっとした私。いつまで経っても

進まない自力での学習は諦め、気長に待つことにします。

 

そして8月終わり頃、担当の方から「受けられることになったが受けますか?」という

電話が。もちろん「はい、受けます!!」と即答。まさか9月に受けられるとは思って

いなかったので嬉しく、張り切ってワードエクセル初級講座に参加したのでした。

 

講習は平日3日間。10時から17時まで、東京しごとセンター多摩の地下の1教室で

行われました。

費用はテキスト代2160円のみ。初日に購入します。

使用テキストはわかりやすいと評判の、「よくわかるWord2010&Excel2010」

(FOM出版)。

 

講義形式は、基本的に講師の方が説明し、自らやってみせて、最後に練習問題をやると

いう形です。

 

この講座がとてもよかったです!!!

 

16人くらいを相手に講師1人、補助1人、で進めていくのですが、最初に、「わからな

かったり遅れたりしたらすぐに手をあげてください」と強く言われます。遅れると命

取りになるので、つまづいたらすぐに解消してください、とのこと。

 

そうそう、学生の頃大学のワードエクセル授業で遅れたまま全くついていけなかった私

にはよくわかる、とてもありがたいお言葉です。遠慮なく手をあげました。他の方もあ

げていました。(参加者は女性の方が多かった印象。年齢層は高め。子育てを終えた主

婦、みたいな感じの方が多かったような。。)

 

パソコン初心者向けに「カーソルの形と意味」「キーボードの意味」などをまとめた

講師のオリジナル資料も使いつつ、手取り足取りという感じで教えてくれます。

 

お昼休憩1時間と、約1時間毎に5分から10分程度の休憩をはさみつつ、3日間通し

てやった結果。。。

 

なんとびっくりワードで文章は打てるけど、飾り文字や図や表は作れなかった私が、

できてました!

 

また、エクセルは入力ぐらいしかやったことなかった私が、表の作成、計算、グラフの

作成、データベースの抽出まで、やっていました!

 

「できるようになりました!」と胸をはって言えないのは、あれ以来別のことで忙しく

なり全然復習していないからで、テキストを見ずに出来るかわからないからです。

 

しかし、どうやるか、は分かったので、あとは復習次第でできるようになると思いま

す。これはすごい進歩!!!

 

市のパソコン講座は抽選に外れているうちに年齢制限をオーバーし、一般のパソコン

教室は高く、自習はやる気が出なくて何年も足踏みしていた私には、大きな一歩です。

 

本当に行ってよかったです。東京しごとセンターと教えてくれた友人に感謝。

 

他にも基本的な入力の仕方で、教わってすごく役立ったことがあります。

 

よく家でこうやってブログや書類などを打っていて、知らぬ間に「上書きモード」にな

ってしまい直し方がわからないことがありました。

 

これも今回教わりました。Wordだと左下のバーに表示があるのでそこをクリックして

「上書きモード」から「挿入モード」に直すそうです。

 

というか普段が「挿入モード」で書いていて、書いたのが下のを消して上書きされてい

っちゃうのが「上書きモード」だってことも素人は分からないんですよね。

 

先生は「それで全部打ち直した人知ってます。」と言っていましたが私も何度もやった

ことあります。締め切りのある応募作文とかレポートだと本当にイライラしますよね。

 

そしてたった今もなりましたが、「挿入モード」「上書きモード」という用語を覚えた

ことで、今度は自分でググって直すことが出来ました。

 

私のはノートパソコンで右上Delキーの左にInsキーがありました。ここを押すと切り替

わるそうです。なるほど、インサートキーってそういうことか、と今頃納得です。

 

あと、例えば複数の行やセルを選択するときに、シフトやコントロールキーを使います

が、それのクリックとキーを押すタイミングとかも、手取り足取り教えてくれます。

これも本当に役に立った。

 

という具合に、とてもためになる講座だったので、私のようにワードエクセルで足踏み

している方は、是非、一度参加してみることをお勧めします。

 

そして肝心の応募については、現在他のことで忙しくまだ進んではいないのです

が。。。

少しずつワードエクセルの復習をしつつ、そちらもそろそろ進めていこうと思っていま

す。

ということで、とうとうワードエクセルの壁を越えつつあるお話でした。

 

また経過報告します。

 

 

その後の経過について2(某大学検索講座受講中)

7月7日(木)

だいぶご無沙汰してしまいました。お元気でしたでしょうか。最近暑いですねー。

体調など崩されていませんか?(私は崩しました^^;)

今日はその後の経過その2です。

あれから以前と同じ図書館で臨時職員をしながら、週1で某大学の検索講座に通っております。実は明日が最終日です。明日までに仕上げないといけない課題があるのに全然出来ていないというプレッシャーの中、どうしてもブログを書きたいというやむにやまれぬ欲求に素直に従い、今書いております。はい、逃避ともいいますね。

実は先月、母校亜細亜大学へ行ってきました。

普段仕事をする中で、手元にNDCがないと不便だな、と感じることが多く先生に買い時を相談しようと思っていたところ、ちょうど大学の買い替えで古くなったNDCを先生が譲ってくださるというお話が講習仲間を通じてあったので、行ってきました。そこで先生に検索講座に通っていることをお話したところ、「あれだけ勉強したんだから、もうこういうのは自分で探していけるようにならないとだめだよ」と言われてしまいました(><)

検索講座は司書講習ではやらなかったサイトの詳しい検索の仕方などを教えてくれ、また授業で教わらなかったサイトなども教えてくれているので役に立ってはいるのですが、授業とかぶっているところもあり、またこういう専門的なサイトを果たして公共図書館業務で使うのか?という疑問もあり、そして確かに先生の言う通り、人に頼らず自分で探していけるようにならなくてはいけないな、と思ったのもあり、反省しました。

ちょっと前に自分の適性を探る「ストレングスファインダー」という検査をやったら私の一番高い項目は「学習欲」で、「役に立たせるかどうかは関係なく、新しいことを学習することそのものに一番興味と意欲がわくタイプ」らしくて、自分でもその傾向はなんとなく把握していたので、さらに反省。。学んだだけで終わらせていてはいけませんよね。世のため人のために生かさないと。そして現在の職場でも学んだことを生かせてはいるのですが、いかんせん出勤日数が少なすぎる。本当は週3のはずですが、今は予算の都合上入る日数を減らされているので週1か週2ぐらい。10日ぐらいあく日もある。まあもともと週3できっちり入れる感じではありませんでしたが。。そしていくら改善点をあげたり頑張って仕事していても給料は全く上がらず。司書資格を取っても1円も上がらず。繰り上げ採用の連絡もいまだ来ず。前より自分もお客さんも納得いくレファレンスができるようになってきたのは単純に嬉しいことですが。

求人はちらちら見ているのですが、ワードエクセルが条件のところが多く(当たり前ですが)、そこに不安がある私には、なかなか応募の手も出ずずるずるきています。

もちろんやらなければ、とは前から思っていたのですが、自力で参考書を見ながらやるも1日で挫折。近所のパソコン教室にも二つ体験しに行きましたが、なにせ費用が高い。司書講習と同じくらいかそれ以上します。タブの位置ぐらい知っとるわ、というあまりに初心者用の内容が多いのもロスが多くて気になる。で入るまでには至らず。表計算とかマクロとかまでやれる必要はないけど表ぐらいは作れないと困るし、館内の案内表示とか飲み会のチラシとか、いろいろ作るのにワードは必要なんですよね。で、私は入力はできるけど飲み会のチラシは作れないレベルなんですよね^^;これはまずい。早くなんとかしないと。

先生には「でもいろいろ受けているんでしょ?」と聞かれ、全く受けていないことを言ったら、「どんどん応募しないとだめだよー!」と発破をかけられました。

「せっかく次点なのだから待っていたほうがいい」という人もいます。

でもこのまま来年まで待って、また受けて、また落ちて、とかになるのは耐えられない。色々やっているつもりだったけど、実質自分の収入は全く増えていないし、仕事もむしろ減っているし。とだんだん焦ってきました。臨時職員でもレファレンスが出来るのは今の職場のいいところだけれど、そもそも機会が少なすぎるのは痛い。

4月から嘱託採用になった他の自治体の講習仲間と差がついているのも気になります。

課題で作っているパスファインダーで「長くアルバイトでいた人は採用されにくい」という情報も得て、また焦り始めました。

そんな折、喘息になりました。もともとアトピーでアレルギー体質だったのですが、ここ数年、風邪を引くと必ず喘息になるようになってきました。今回もそれ。最初は花粉や埃でのどがムズムズする、からだったように思います。しかしあっという間に鼻水、悪寒、咳と進み、夜眠れなかったり胸が苦しかったりするように。掃除を怠っていたせいもあると思います。なかなか良くならず仕事にも支障をきたすように。。

これではいかん、とそこから初めて喘息についてネットで調べ、本を読み、勉強しました。そして喘息は普段からのコントロールが大事なこと、現在は予防医療に重点が置かれていることを初めて理解しました。(遅)そして呼吸器内科でいつもやらされるピークフロー値(思い切り息を吐いた時の速さ)を毎日測定したり、日々の行いと服薬、体調を記録していくことが大切だと知りました。そして例として表が載っています。。。

これだ!と私はひらめきました。これをエクセルで作るしかない。「エクセルとかワードを覚えるのには何かを作ってみるのが一番いいよ」とは言われていましたし、自分でもそう思っていましたが、なかなか家計簿とか作る気にはなれませんでした。しかし、これならできる気がする。切羽詰まっているし。早速本屋に行き超簡単なエクセル・ワードの本を買ってきました。これでやるぞ。準備万端です。あとはやるだけです。ワードは何か飲み会のチラシのようなものを作ろうと思っています。

そして両方目標達成したら、今度こそいろんなところに応募していく予定です。

時給ではなく月給で司書として働かせてくれるところに。

実は昨日、自館の七夕おはなし会工作会の見学に行ってきたのですが、そこで小学1年生くらいの女の子に話しかけても無視される、ということが続きかなり精神的にやられていた、というのもあります。しゃべってくれる男の子もいたのですが、女の子は無視。ママも無視。そこで自分の現在の身分というものをひしひしと自覚しました。

オフの日だったのでスタッフ証も下げていないし、ママでもなく、職員と親し気に話してはいるがビデオを撮ったりじろじろ見てくる怪しい大人の女、でしかないのだな、来ている皆さんにとっては、ということを嫌というほど感じ、私もスタッフ証を下げて早くこういうことに堂々と関われる人になりたい、と強く思いました。

という訳で、これをあげたら課題に取りかかり、終わったらワードエクセルに取り掛かり、終わったら応募、という順番でやっていきたいと思います。

また経過報告しようと思います。

 

 

 

その後の経過について

 

4月25日(月)

このブログは私が司書として就職するまでをゴールとして設定しているので、その後の経過について書いておきます。

実は2月に私が勤務している市の嘱託員(司書職)試験を受けました。内容は1次が作文、2次が面接。しかし残念ながら結果は次点となりました。今後1年間名簿登載され、欠員が出た時に採用候補となるということです。残念ながら4月までに欠員は出ず、現在も臨時職員のまま働き続けています。

他の自治体も受けようか考えていますが、現在今の職場での仕事にもやりがいを感じていることと、もうひとつ別の目標に向かって動いているのが楽しいこともあり、就職活動は一旦停止中です。ただ、司書の仕事は楽しそうだし、自分にも合っていると感じているので、意識だけは司書として(笑)今後も個人的にいろいろ活動していきたいと思っています。

次点から採用になった例も内外問わず沢山あるようなので、このままうまく採用になればラッキーという甘い気持ちもなきにしもあらず。。。(笑)

現在夏の明治大学リバティアカデミーの検索達人養成講座の受講も検討中。

嘱託になってしまうと遅番勤務時は毎週金曜の夜の時間を確保するのは難しいと思われ、身軽な今の身分の方が受講しやすいのかな?と考えています。

仕事については、司書講習受講前とは明らかに意識が変わりました。

まず実用面では、「完全一致検索」を覚えたことが大きかった。入力した語句と完全に一致するものだけを検索する方法で、利用者さんがこれ、と新聞の切り抜きを持ってきたりした時に役立ちます。うちのOPACは最初は「中間一致検索」になっており、入力した語句が含まれるもの全てを検索してしまうので、例えば「すり」だと「あかすり」とか「すりごま」とかまで検出されてしまい、特定の書名、特に短い書名のものを探しているときには結果が300件とかになり大変不便です。実際これで利用者さんに怒られたことのある私には「こんな便利なものがあるのか!」と衝撃でした。逆にいえばそんなレベルの低い検索技術の人がカウンターに座っているというのはどうなのか、という問題もありますが、それはここではおいておいて。

普段触っている業務用OPACにはまだまだ知らない機能が沢山ありますが、まずは一つ覚えて、使えるようになった。そしてそれを他の臨時職員さんたちに伝えていったところ、皆さん独自に使用している自分なりの検索技術を教えてくださり、もっと使える幅が広がった。それらを組み合わせて実際に使用することで、明らかに前より検索効率が上がりました。具体的には「NDC」「9」「前方(一致検索)」で小説が検索できる、タイトルに「文庫」を入れると文庫が検索できる、などです。それから、カウンターにいる時には自分で使い方を研究して更なる便利な方法を開拓しよう、という意識にも変わりました。従って現在カウンターでは暇な時はほぼありません。利用者さんが来ない時は大抵OPACで色々試しているからです。しかし今まで8年やってきて思ったのは、検索技術は実際にカウンターで利用者さんを前にうまく探せなくて困る体験をするのが一番覚えるということです。以前なら司書の方にも教えてもらえなかったような技術も自分で探していけるようになり、今の職場で司書になるとカウンターに座る時間は半減してしまうので、沢山カウンターで利用者さんと接しながらの検索の機会がある今の立場の方が、ある意味レファレンスのスキルアップの機会には恵まれているのかもしれないと思うようになりました。幸い、長年勤めている職場なので棚の配置などイチから覚える必要もないですし、余計なことに労力を割かれることなく集中出来ます。

検索技術の他には、著作権をざっとひととおり習ったことで、利用者さんが雑誌の最新号を持ってコピーしたいとカウンターに申し出てこられても、「著作権の関係で、最新号のうちは記事の半分しかコピーできないんですよ」ときちんと自信を持って説明できるようになりました。「半分でいうのはひとつの記事の、という意味ですよ」とも言えるようになり、落ち着いて笑顔で対応できるようになりました。結果利用者さんとも話が弾み、楽しい。このへんも大きい。

また、就職活動の参考にするため色々な図書館を実際に見に行ったり利用したりしてみるようになって、自分の接遇に足りない部分がわかるようになってきたので、それらを改善できるようになりました。普段からスーパー、デパート、コンビニなどの接遇も参考にするようになりました。

また、自分の館に足りない部分も分かるようになってきたので、全体ミーティングで改善点を発言できるようにもなりました。そして、図書館への疑問、不満を言ってきてくださる利用者さんの気持ちも分かるようになり、満足いく対応ができるようになりました。ここでも利用者さんと話が弾み、これまた楽しい。

これらの根底には図書館経営論の授業で習った「大事な情報は外部にある」という知識があり、これを教えてくださった先生には大変感謝しております。

普段の意識としては、司書としても、これからの仕事のためにも情報リテラシーを身につけようと思うようになり、そのための情報を積極的に取り入れようとするようになりました。具体的には津田大介さんの本を読んだり情報リテラシーについて書かれている新聞記事をチェックしたりしつつ、なるべく精度の高い(と思われる)、必要な情報を発信しているニュースサイトをフォローしたりするようになりました。購読している新聞は一誌のみですが、他にも多様な意見があるという意識を常に持つ、ネットの情報はうのみにしない、何かについて調べる時には複数のサイトをチェックする、極端な情報を見たときには自分の勘を働かせて判断する、本、ネット、人からの情報をバランスよく取り入れるように心がける、などです。まだまだ修行中ですが、入ってくる情報も自分の意識もかなり前とは変わったと思います。

そしてこれはもうひとつの私の夢とも繋がっているのですが、最近は得た情報をなるべく発信するよう心がけています。

近々別のブログを開設したいと考えているのですが、その予行練習も兼ねて、最近はツイッターで少しずつ発信しているので、よかったらフォローしてみてください。(このあと設定します)ちなみに私が読んで大変参考になった津田大介さんの本は「ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す」(PHPビジネス新書)です。

 

 

私のアカウントは趣味から始まったもの一つしかないので、図書館関連以外のツイートも、(というかほとんどそうかも)かなり多いのですが、、、。私の発信が何かのお役に立てれば、と思います。

というわけで、その後も大変充実した日々を送っています、というご報告でした。

今後も司書として就職するか、方針が変わるまでは継続してこのブログも更新していきたいと思います。今後ともよろしくお付き合いのほどお願いいたします。

 

 

合格を祝う会(検索技術者検定)(パソコン出来ない方に朗報あり)

3月4日(金)

検索技術者検定の合格者の集い、「合格を祝う会」に行ってきました。

今年の3級、2級、1級合格者の方が参加し、過去の合格者の方からの講演もありました。

ここで鶴見大学の司書講習の先生とお話する機会があったのですが、なんと!

鶴見大学では、パソコン初心者のために10回に分けて講習を行っているそうです。

料金は無料。時間割を見ると、どうやら最初のほうの講義の最後に毎日1時限ずつ、講習の時間を設けているようですね。「パソコンに全く触ったことがない、もしくはほとんどできないという方向け」に基本的なワープロソフト、表計算ソフトを教えてくれるようです。一般のパソコン教室の値段を考えると、これはかなりお得!!!ではないでしょうか。表計算ソフトは私も習いたい(笑)パソコンスキルはいまや図書館でも、いや図書館だからこそ?なくてはならないものとなっており、前にも書きましたが授業もパソコンを沢山使います。ここで遅れをとると精神的に非常にやられるため、是非身につけておくことをお勧めします。出来ない方は鶴見大学の講習一考の価値あり、だと思います。