司書講習への道

市の図書館に臨時職員として勤めて8年目の2015年夏。亜細亜大学の司書講習で図書館司書の資格を取ることにチャレンジしました。その経過を書いています。受講中の記事は2015年の7月から9月までです。古い日記が下になっています。

8月31日から9月6日まで

8月31日(月)情報サービス論1日目

今日からまた新しい科目。

今回の科目は1日のどこかで書く授業内レポートを3回で評価とのこと。

今日は現代社会における情報サービス、レファレンスサービスの発展と情報サービスへの展開、情報サービスの詳細、について学ぶ。

レジュメの空いているところを先生が板書された用語や文章で埋めながら進む。

事前に早口だと聞いていたけれどやっぱり早口だった。そしてばんばん当てます、とのことで本当にばんばん当てる。でも授業は楽しく、少し早めに終わったりしてくださり、最後も初日から飛ばすとあれですから、と30分も早く終わってくださった。

うーん、気分的に楽。しかしレポートは考えないと書けない論述問題が1題。

果たしてあれでよかったのだろうか。。悶々。

先生は大丈夫ですとかおっしゃっていたけれど。。。。

やっぱり論述はなんとかしなければ。。

後の方はレファレンスの具体例などが出てきて、より実務に近くなり、面白かった。

楽譜ってよく聞かれるんだよね。でもものによるけど、ピアノの楽譜とかは所蔵してない、で終わることが多い。前は歌の楽譜の件で近所の楽器店さんを紹介したこともあったけど、あれってレフェラルサービスになるのだろうか。一生懸命調べた挙句入手不可能だったら意味ないよね。

前に他の授業でも紹介された、国立国会図書館関西館のレファレンス協同サービスのツイッターは面白レファレンスばかり流しているとこのことで、帰り道に早速フォロー。

そして福井県立図書館の覚え違いタイトル集を見て笑いをこらえながら帰宅。

楽しみが増えたなあ。

今日のレポートいまいち自信ないけど、明日も上手くいきますように。

 9月1日(火)情報サービス論2日目

まさか9月を迎えられるとは思わなかったよね、ということでめでたく今日から9月。

まずはここまできたことに万歳。

今日はまずレファレンス質問の分析、受付方法、あとこれは必修ではないのですが要望が多いのでということで、レファレンス・インタビューのコツを教わる。ある程度限られた中で、自由に話してもらうオープンエンド質問についてや、相手をリラックスさせる雰囲気作り(ラポール)の構築のための技術など、とてもためになった。

しかしレファレンス・インタビューのコツ、私はすっかり教えてもらえるものだと思って応募のとき学びたいことの一つとして作文に書いたよ。なぜこれがカリキュラムに入っていないのか謎。すごい実務に役立つと思うのに。

それからレファレンス質問の実際ということで、回答プロセスについて教わる。

質問を、対象、項目、に分ける練習をやる。本当は対象、項目、適切なレファレンスブックの種類、探索計画、探索手順、回答、感想などを書き出す練習を通年の授業だと何回もやるのですが、今回は無理なので、ということで、対象、項目を割り出すところまで。あと分析について学ぶ。最初はとても難しく感じた。これは訓練したいなあ。

今日も授業の途中でレポートあり。

今日のお題は、「レファレンス・サービスが日本国内で普及しない理由を1社会的背景、2図書館員、3利用者の3つの視点から考えて述べよ。また、普及させるための具体的な方策を考えよ。」時間は30分。

なんとか書いたものの、やっぱり不安。

前回と今回のレポートで個人の評価はします、明日のグループワーク後のレポートで加点をします、とのことで、もう評価は大体決まってしまった。。。。

うーん、大丈夫かなあ。

レポートと言ってもテストみたいよね。

でも最後のテストがないと思うと気楽ではある。不安はあるけど。

明日の課題ももう出てるけど、眠いから今日は寝よう。。。明日の朝電車で考えよう。ということでおやすみなさい。

明日もうまくいきますように。

 9月2日(水)情報サービス論3日目

昨日の夜寝てしまったので、今朝は電車の中で今日の最終課題、新しい情報サービスを考えながら通学。

授業は昨日の続きの、いろんな国語辞書の紹介から。広辞苑は用例に古典文学からの引用が多いとか知らなかった。面白いと噂の新明解国語辞典は直感的、主観的だが語感としてわかりやすいため留学生には評判良いとか、なるほど。

今日は課題解決型サービス、情報リテラシー教育、発信型情報サービス、情報探索・利用環境の整備について学ぶ。

今日は途中とても寒くなったり暑くなったり教室の温度変化が激しかった。

最終課題は先生、今年の皆さんは活発そうなので急遽昨日考えました、というグループ課題。なんと「新しい情報サービスを創出する」を、企画・考案、参考・情報収集、意義・意味づけ・役割、と3段階に分けて考えたうえで、創造した「新しいサービス」を企画書にまとめよ、というもの!

企画書には1サービス名(キャッチーなもの)、2主なサービス対象、3そのサービスを新規に開始する意義、4サービスの概要(詳細)を記述。

最初はえええーー!!!と思ったけど、私のグループは9人でまとまり、人数が多いと知恵も沢山出るし、役割もそれぞれで、なかなか良い話し合いが出来たと思う。

結局図書館にあまり来たことのない高齢者を対象としたサービス「シルバースタート」を考え出した。

結構頑張ったと思うんだけど、良い評価だといいな。

ということでこの科目も今日で終わり。

全体で受ける授業は残り1科目となった。

明日からは最難関と思われる情報資源組織論。

どうかうまくいきますように。

 9月3日(木)情報資源組織論1日目

今日からまた新しい科目。しかし予習はほとんどせずに(読んでも理解できないため)、教科書をぱらぱらめくる程度で迎える。しかし周りの人たちは教科書を読んできた人が多いようだった。しまった。やっぱりもうちょっと読んでおけばよかった。。

最初は評価方法について。授業外レポート50点、テスト(持込可、穴埋め)50点とのこと。課題は教科書に書いてあるものから計4題と、授業で学んだことの省察をするもの。もう問題が分かっているので多少気楽だが、授業が始まってからパニックに陥るのであった。。。

授業のやり方の説明なしにいきなり始まったのだが、テンポは速く、スライドはどんどん変わるし、それは教科書に書いてあるものか、あるとしたらどこに書いてあるものか、などを把握するのに時間がかかり、ノートをどうとるか、どうやって授業を聞くか、がなかなか定まらなかったからだ。

教科書をあまり読んでこなかったせいか、まずどこに書いてあるものかを探すのにとても時間をとられた。でもそれに気をとられすぎると、肝心の説明が全然頭に入ってこないし、勿体無い。一定時間探して見つけられなければ急いでメモしたり、右往左往すること約3時間。

結局、大体教科書に沿いながら、大事なところをスライドに写して特に大事なところを赤字にしている、さっとマーカーだけしておいて、あとは話を聞いて理解したほうがよい、ということがわかってほぼ出来るようになるまで3時限くらいかかった。。。

教科書を読んだほうが理解しやすいという人もいるので、人それぞれなのだろう。

でも読んでも理解できないものは仕方ない。私は先生の話を聞いていたほうが理解しやすいのだから、先生の話を出来るだけ理解するようにしよう。

脳の話から始まって、記憶の構造、ワーキングメモリ、記録メディアの進歩、社会脳の誕生、集合的頭脳の誕生、情報とは、知識とは、記憶としての知識、スキーマ概念を勉強したけれども、初めて聞く言葉が多い。

これは要復習ということで、これからやります。前途多難。とほほ。

9月4日(金) 情報資源組織論2日目

今日は知識・情報資源、知識・情報資源の組織化、書誌記述法について学ぶ。

スライドに赤字で出た文章や用語を見つけるのは素早く出来るようになってきたけど、頭に入っているのかは謎。

マーカーが薄くなってきたので途中から2本目に変える。

レポートの課題はもうわかっているので終わったところからでも少しずつ書いていきたいと思いつつ、テストが気になってレポートは全く手付かず。

先生が、「皆さんテストのことばっかり気にしているので、今言いますが、穴埋めです。持ち込みは教科書もノートも可です。下に用語を書いてあるので、そこから選んで書いてくれればいいです。出来る人は何も見なくても出来ます。」と。

ああ、よかったと思ったけれどこれがなかなか難関なのであった。。。

一応明日に備えて教科書に付箋だけ貼って寝る。

9月5日(土)情報資源組織論3日目

今日は書誌記述法の続きと、書誌情報の作成と流通、主題分析と分類法、主題分析と索引法、ネットワーク情報資源の組織化とメタデータについて習う。

週末になって疲れがたまっているのか、結構な眠気に襲われ、集中力も限界に達し、午後はなかなか辛かった。習っていることも、何がどう違うのか、いまいちぴんとこず、似たようなものが多いなあ、という感じでちゃんと区別がついていない。

しかし今日の最後の時間はもうテストである。しかも自習時間はないっぽい。

授業中に付箋をはっていき、この講習のために買ったもの1冊見事に使い切ってしまった。

最後まで眠気に襲われていて、このままテスト中も眠かったらどうしようと思ったけど、さすがにテスト中は目が覚めた。

テストは穴埋めが大きく2問。

しかし1問目は一つの言葉から関係ある言葉を2つ書け、というもので、文脈がないので難しい。付箋を頼りに探す。

いきなり大きくつまずいた。

教科書のマークしていないところに答えがあったりして全く油断できない。

人名に関係ある用語は特にわからず、最後の人名索引のお世話になった。

2問目は文章の中に()があるのでまだましであった。

結局最後まで書き直しながら1時間半フルに使った。

しかしこれでまだ半分。あとはレポートを書かねばならない。

まだまだ油断できないぞ~。

しかしようやく今週も終わり。長かった司書講習も残りあと2週間となる。

来週からはいよいよ3クラスに分かれて演習。なんだかここまでこれたことだけで胸いっぱい。

終わった後は職場の飲み会に参加する。

懐かしい人とお会いでき、お話でき、楽しかった。元職員、職員、嘱託、臨時職員入り混じって和気藹々とした雰囲気にやっぱりいい職場だなと思う。

司書講習に行っていることをお話すると、よく「教えてね。」と言われるのだが、今回もまた言われた。

私に果たして務まるのだろうか。。と思うけど、せっかくなので、出来るだけ教わったことを皆さんに伝えていけれるよう、頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月24日から8月30日まで

8月24日(月)図書館情報技術論1日目

今日から新しい科目。2012年度の改正で新たに入った科目とのこと。

情報のことは高校まで全く教わらずにきたので、楽しみ。

最初に教科の概要と評価方法について。

3日間で極めて幅広い項目を学び、本来であればそれぞれの項目で大学の2単位になりうる10項目の内容を扱うので、本授業では広く浅く解説することで、今後図書館関係者になった際に情報技術活用を検討できるようなきっかけを数多く作ることを目指すとのこと。

評価は授業内レポートと最終試験と出欠状況とのこと。割合までは不明。

先生の自己紹介を兼ねて今世界の図書館界で情報技術についてどんな活動が行われているかの説明。面白かった。

今日は情報技術と社会、情報メディア・デバイスの変遷とコンピュータの基本構成、アナログとデジタルについて習う。

途中スティーブ・ジョブズNHKスペシャル映像を見たりしながら、先生はいろんなことについて熱く語る。

引き込まれて聞いているうちに結構あっという間に17時40分になった。

最後はレポートを書き、出来た人から終わり。

司書講習昔は17時までだったようなのに、なんで今18時までなのか、やっと合点がいったような。だいぶ科目が増えたからなのね。

でもこの情報技術論の科目設置してからで、ラッキーだったかも。

テストがどういう形式か全くわからないので不安だけれども、出来るだけのことはやっておこう。

というわけで明日も上手くいきますように。

 8月25日(火)図書館情報技術論2日目

 今日はインターネット・検索エンジンの仕組み、論理検索とOPAC、データベースシステムの仕組み、ネットワークセキュリティとシステム管理、Webでの情報発信と図書館ポータル、Webサイトの評価、電子資料の管理技術、デジタルアーカイブについて学ぶ。情報系の授業を受けるのは初めてだけれども、とても面白い。HTTPとかブラウザとか用語は知っているけどちゃんとした意味は知らない、みたいなのが多かったのがきちんと解き明かされてすっきりする感じ。

そして今日は岡崎市立図書館Librahack事件についてディスカッション。

図書館、システム業者、警察それぞれに知識が足りなかったために起きた事件だなと。

改めて図書館員は情報技術の知識を積極的に身につけ、活用していかなくてはいけないのだな、と感じる。

こちらも授業内レポートを提出。

そして、午後からは他の先生の研究実験ということで、授業中に手元の携帯からニコニコ動画のようにスクリーンにコメントができるシステムが入る。

 これの説明中に誰かが「単位ください・・」と打ち込んで教室中に笑い声が広がった。

私はとうとう何もコメントできなかったけど、うまいタイミングで質問する人とかがいて、結構ためになったし、面白コメントとかもあって、楽しめた。

テストの持込についても誰かが質問し、持ち込み可がいいですか?どうですか?と先生が質問すると、「可がいいです!!」「可」「可」「可」といっせいにコメントが流れ、持込は可となった。テスト形式についても選択問題とのことが明らかになり、いっきに心が軽くなった。

8月26日(水)図書館情報技術論3日目

今日は図書館情報システムの設計と選定、個人情報とデータ管理、最新の情報技術と図書館、システムライブラリアンについて習う。

しかしこの授業、受けるほどに先生の熱気に影響されて、「コンピュータってすばらしい、情報技術って人間ってすばらしい」みたいな気分になる。

今日も1秒さえ惜しいという感じでマシンガントークする先生。

最後にテストとレポート課題を出す。

テストはなんとマークシート方式だった。

去年までは論述12題とかだったそうで、それだと採点する先生も泣きそうだったとのことで、初の試みだそう。

今年からでよかった~。

しかしレポートとか論述とか長く書くものは必ずといっていいほど自信のない私。

図書館で借りてきた「13歳からの論理的な文章のトレーニング」を読んで勉強しよう。。

でも、ようやく8科目目が終わった~!

8月27日(木)児童サービス論1日目

今日からまた新しい科目。

事前に絵本調査の課題があり、教科書も絵本についての本で、すっかりゆっくり癒される科目と思っていたけど、予想通り、癒し系。

ベテランの女性の先生でチョークで板書をされ、スクリーンで絵本を見せながら、ゆったりとした空気で授業は進む。なんというか、すごく教室の空気が緩んで、先生の心地よい声にみんな眠くなったのか、あちこちで睡眠学習にふける人が。私も眠くなってしまった。

今日は絵本の歴史、機能、教育性、絵本の概念、絵本の現状と絵本観、児童の発達と絵本・児童文学について学ぶ。

今紙を切絵のようにしてあったりする楽しい絵本、しかけ絵本が沢山あるのね~。

しかけ絵本は発達にも良いとのこと。なるほど~。 

 8月28日(金)児童サービス論2日目

今日は児童の発達と絵本の続きから。それぞれの段階でいろんな種類の良い絵本の紹介があって、作品選びのポイントへ。

まず始めに持参した創作物語絵本をワークシートに従って分析し、提出する。

項目はタイトルや作者、発行所、あらすじ、裏表紙や帯の対象年齢などの情報、主な登場人物やモチーフ、作品にこめられたメッセージ、読んでみたいという気を起こさせるタイトルや表紙か、絵は内容に合っているか、言葉は日本文として整っているか、絵の意味はよくわかるか、構成に起承転結はあるか、キャラクターの表現は物語と合っているか、好きなところ、読んであげたい子供の年齢など。

そして昔話について習ったあと、今度は持参したももたろうの絵本を使って、グループワークにてそれぞれの比較、分析し、持ち寄った絵本の中で、子供に薦めたい作品に○をし、理由を書く。こちらもワークシートに書いて提出。

私はこの講習にくるちょっと前に、桃太郎は食って寝てばかりのなにもしない怠け者だった、というお話がある、というのを偶然知って気に入っていたので、そういう記述があるものと、桃を持った桃太郎がたらいに入って流れてくるものを選んで持って行った。しかもどちらもきびだんごを半分しかやらないところも気に入っていた。

そしたらなんとうちの班では皆さんも気に入ってくださり前述のニート桃太郎の絵本が選ばれた。この絵本は岡山の昔話が元になっており、なんだか岡山が好きになってしまう。

次に実際の読み聞かせについて学ぶ。

皆でいっせいに発声練習から、絵本の持ち方、めくり方、見せ方、などを実際やってみつつ教わる。やってみるとまっすぐに持つのも結構難しいことがわかった。

最後に経験者の受講生の方がお一人前で実践してみせて、終了。

いつか実践する日は来るのだろうか。

 

 8月29日(土)児童サービス論3日目

今日はまず紙芝居、素話について学んだ。

説明の後、紙芝居は前方すみに舞台といす2つが設置され、そこで数人ずつ、実際に演じたり見てみたりしてみる。その間は自習。提出課題1「テキストの中で共感できる個所を指摘し、その理由」を書く。こちらは昨日考えておいた。

紙芝居は日本独自の文化って知らなかった。抜きが命、とのことで、文章に合わせてさっとぬく、ゆっくりぬく、半分まで抜く、などいろいろやり方がある。

ちゃんと下に読み方、抜き方の注意も書いてあるのね。でもそれを見ながらやるのはなかなか難しい。でも注意書きを守るのと守らないのでは確かに大違い。

次に素話。こちらは短いお話を覚えてそらで話す。

こちらも皆で覚えたあと、何人かが指名されて前で実演。

人によって言い回しが少し違ったりして個性が出るので面白い。

次に児童文学、絵本の歴史について。

最後に最終課題「1絵本を読む、2紙芝居を上演する、3素話を行う、4その他から児童を本の世界に誘うために力を入れてみたいと思う活動を一つ選択し、その理由(400字)」を書く。こちらは授業中に考えておいたため、なんとか書けた。

なんとかこの科目も終了。毎週そうだけど、前の科目がすごく昔のことのように感じる。でもつい3,4日前のことなんだよね。

なにはともあれ、1ヶ月無事に通えたことに万歳。

後半戦も上手くいきますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

8月17日から8月23日まで

8月17日(月)図書館サービス概論1日目

朝はどしゃぶりの雨で、ぬれながら登校。

今日からまた新しい科目。

最初に先生の自己紹介とこの科目のガイダンス。

気になる評価は、出欠状況と最終日のワークシート、試験で、ワークシートは身近な図書館について、図書館サービスの観点から評価する、というもので、どのポイントから評価するかも自分で選んでもらうので、そのことを頭に置きながら講義を聞いてください、とのこと。試験は論述のみ(電子機器以外持込可)、とのこと。俄然緊張する。

今日の授業は図書館の機能とサービスの関係、わが国の図書館サービスの発展、図書館に関わる法律・基準、図書館協力、図書館サービスの理念について習った。

前にスライドを映しながら講義しますが、重要だと思うところは赤字だったり強調してしゃべるので、自分でメモをとってください、スライドを全部映す必要はありませんとのことだったが、結局全部書いてしまって、すぐに手が痛くなってしまった。

周りも書いている人が多い様子。

シャーペンだと筆圧が強くなってしまって辛いので途中からノートにペン書きに切り替えたら少し楽になった。

しかし写すので精一杯で、ちゃんと授業についていけてるのか心配に。。。

論述も不安だし、自分の勤務している図書館をどの視点から評価するのかも考えなくてはならないし、不安でいっぱい><

不安を消すには準備をするしかない、ということで復習あるのみ。

はやくこの科目終わってくれ~><

8月18日(火) 図書館サービス概論2日目

 今日は「図書館の自由に関する宣言」の四つ目検閲に反対する、のところから、資料の提供、館内閲覧と利用空間の整備、貸出、予約、リクエスト、著作権制度について習う。相変わらず先生の話を聞きながら、スライドと話のポイントをレジュメやノートに必死に書く。今日も手が痛い。貸出方式のところでは、自分が昔使っていた図書館は、ブラウン式だったな~と懐かしく思い返す。あの頃は3冊までしか借りられなかった。

耳をすませば」は少しおかしいが間違ってはいないニューアーク式で、日本図書館協会ジブリにクレームをつけたという話には笑ってしまった。

著作権のところは前から興味があったので楽しみにしていたが、次々と条文を習い、第何条が何の内容、というのが覚えられないうちにどんどん話が進み、混乱。不安で一杯のまま帰宅。そして昨日の睡眠不足がたたり眠くて仕方ないので明日テストにも関わらず何もせずに寝てしまった。

8月19日(水)図書館サービス概論3日目

今朝はまず職場にどうしても今日中に連絡する必要があったのに携帯を忘れ、レジュメを見ていたら電車を乗り過ごし、やっと駅に着いたらバス停の位置が変わっていて間に合わず、歩いて向かう途中の公衆電話からうろ覚えの番号に電話をかけたら間違い電話を2回もしてしまい、という踏んだり蹴ったりな状態で学校にたどり着く。

電話の方はあとで受講生の友達に携帯を貸してもらってなんとか事なきを得たが、問題はテスト。

午前中著作権の続きを習い、午後からはレポート、テスト、答え合わせ。

レポートはドラマ「ビューティフルライフ」の問題点と、自分の勤務、利用する図書館を評価する、で評価のほうはまあまあ書けたが、テストが全くもって時間が足りなく、あまりにあんまりな出来><

提出した瞬間、これは落ちたかも、と思った。

時間が足りなかったのは皆も同じだったようで、終わった後教室がざわめく。

その後答え合わせ。提出してしまった後だけどテストの答えがわかるのは嬉しい。

もし来年もだったら役立つし(泣)

どうか受かってますように、と祈るような気持ちで帰途に就く。

しかし授業内容はとても楽しい。どんどんハードになるけど、これで受かってさえいれば問題ないんだが。。。><

 8月20日(木)図書館基礎特論1日目

今日からまた新しい科目。

この科目も選択科目で若干人が少なめ。

オムニバス形式で、計5人の先生から順に講義を聞く。

テストはなく、毎回その場でレポートを書き、出席点50点、レポート50点とのこと。

出席点の割合が多くて、ちょっとほっとする。

今日は3人の先生から話を聞いた。

最初は国立国会図書館の司書の方から「国立国会図書館電子図書館サービス」について。レファレンス協同データベースや、ウェブ・アーカイビング、デジタルコレクションなどについて習う。今はそんなに進んでいるのか~というのが正直な感想。

レファレンス協同データベースは実際役に立ちそうだし、先生も言っていたけど、見ているだけで面白そう。

レポートは「今後必要とされる電子図書館サービスはどんなものか、意見を述べよ」のような感じ。あと授業の感想。感想も評価に入るとのこと。頑張って書く。

次の先生は、東大図書館の司書の方で「大学図書館学術情報流通」について習う。

こちらは前の授業でもやったことを詳しくおさらいした感じで、より具体的なエピソードが面白かった。レポート課題は、「学術雑誌が瀕している問題と、それに対して大学図書館が行っている対策について説明せよ」のような感じ。

最後は麻布学園図書館の司書教諭の方で、「学校図書館の日常」について。

さすが麻布といった感じの充実した図書館と図書館サービスに、ため息をつく感じでスライドに見入ってしまった。これは他の公立中学とかと、差がありすぎるなあ、、、ここで育った生徒は幸せだね。と思った。

こちらのレポートは、「学校図書館の役割について、自身の経験と、講義を踏まえて論じよ」みたいな感じ。

オムニバスで毎回レポートなのでいちいちちょっとずつプレッシャーだけど、その場で終わって宿題もないのは気が楽。

しかしレポートの内容はあれで合ってるのか、毎回少し不安。

手は書きすぎて腱鞘炎になりそうな感じで痛い。

明日は2人の先生から講義がある。あと2回、レポート頑張れば、そのあとは選択していない科目で聴講するだけの予定なので、あと半日、頑張ろう。

 8月21日(金)図書館基礎特論2日目、図書館情報資源特論(聴講)

今日は3人の先生から講義。

1時間目は、書誌学研究史の概略を一人目の先生が説明してくれ、次に二人目の先生が、実際の研究の一例として、ミニアチュアブックの研究を紹介してくれる。

それは良かったのだが問題はレポート!

 最初にレジュメと一緒にレポート課題も配られるのだが、問題を見て絶句。

「あなたがミニアチュア・インキュナブラを研究するとしたら、どのようなことについて、どのような方法で研究するのが良いと思いますか。理由と共に述べよ。」のようなもので、えええ!!!わからないよ、そんなこと!!と軽くパニックになりながら授業を聞くも、全く思いつかず。案の定ほとんど書けず。半分くらいしか埋まらなかったし、内容もまずい。みんなはそれでも1枚は埋めているようで、本気で落ちたかもとまた思った。いや、これで落ちたらいやだなあ。ミニアチュア・インキュナブラなんて今初めて知ったのに。しかも司書講習に必修じゃないという書誌学で。これも点数に含まれるという感想は頑張って書いたけど。

ショックを引きずりつつ2時間目の授業に突入。

こちらは図書館史と同じ先生で、図書館の所蔵状況の実態調査の結果について報告を受ける。そしてレポートは、「国立国会図書館大学図書館都道府県立図書館、市町村立図書館のいずれかを選び、蔵書構成についてコメントをしなさい。」というもの。

先生の実態調査は公共図書館となっていたので、誰かが質問をしたら、公共図書館としてコメントしてもよいとのことで、そうする。

こちらはまずまず。

お昼をはさんで、午後はとっていない選択科目なので帰っても良かったのだけれど、せっかくなので少しだけ聴講していくことにしていた。

科目は「図書館情報資源特論」。

この授業は配布資料が沢山。最初は地域資料のことについて。その後古典資料などの紹介に入っていくとのことだったけれど、一週間の疲れか、座っているだけでも辛い。

1時間目の地域資料のことについてだけ聞いて、帰ってきた。

実際の古典資料や、版画の本や、切り絵の本など実物資料が沢山展示してあったので、それらをじっくり見てから帰途につく。かぐや姫が400年後?に地球に帰ってきて婦人警官になるお話とか、面白そう。読んでみたい。

というわけで、また日曜まで、しばしのお休み。

8月22日(土)

お休みなのだが、来週の児童サービス論で使う絵本を借りに図書館へ。

「ももたろう」と「物語絵本」の2冊の絵本を持参しなければならないのだ。

結局4冊も借りてしまった。

あと、苦手な論述をなんとかしたいので、小論文、レポートの書き方の本も。

帰ってきて絵本は楽しく読んだが、論文の本を読んでいたら眠くなって寝てしまった。

8月23日(日)

疲れていたのか朝起きてご飯を食べて午前中はまた寝てしまった。

午後からはちょうど届いていたので一緒に借りてきたミスチルのCDを聴いてしまう。

いや、お勉強しなければ、、、ということでこれからやります。もう夜だけど(笑)

 

 

 

 

 

 

 

8月8日から8月16日まで

8月8日(土)図書・図書館史1日目

今日から選択科目。この科目は2日間で、次の月曜日にもうテストである。

まず始めに先生が概要、試験評価方法などを説明してくれる。

図書館史だが、あまり昔の図書館についてやっても現代の図書館問題の参考にはならないので、歴史はさーっとやって、主に現代の図書館の問題についてやります、とのこと。現代の図書館問題の方が興味あるので内心喜ぶ。

試験は論述が2題。ノート、プリント持ちこみ可だが、プリントに答えは書いていない、因果関係と説明力を試す問題とのこと。うう、早くもピンチ。

論述対策はほんと、真剣に考えなくては。

古代メソポタミアの粘土板に書いていたころから図書館てあったのね。

昔の図書館は統治目的だったり、修道院で神の修行をするためだったり、趣味の学問のための私設図書館だったりしたとのこと。

現在のような公共図書館が出来たのは19世紀半ば。だいぶ後になってからだったのね。

それから選書論についてひととおり習う。個人的に、ティクナーの、最初は通俗的な小説でも読書経験を積むに従い、読書内容は向上する、という自然向上論には、自分自身の経験から身を持って、「なりません。」と言いたくなった^^;)

でも今の日本の図書館に小説が入っている理由は、ここが起源なんだそうだ。

さすがに初の6日目だけあって、18時に終わる頃には結構疲れていたけど、無事今週乗り切った。最後に先生が、テスト問題のヒントをくれる。これについて考えておいてください、とのこと。先生が黒板に書いたものをそのまま写したけれど、いまいち質問の意味がわからず、悩む。

8月10日(月)図書・図書館史2日目、図書館情報資源概論1日目

結局昨日は昼間寝てしまって、夕方慌てて近所の図書館に走り、レファレンスで資料を探してもらって借りるも、あまり考えはまとまらず、そのまま登校。

今日は紙の起源や、本の歴史、読書をめぐる議論や電子書籍について習い、少しの自習時間のあと、テスト。

結局昨日準備したものからは1問しか選ばなかった。

1問目に時間をかけすぎ、2問目は尻切れトンボに。とほほ。

問題は以下の通り。

以下の設問のうち2問を選んで解け。

A.「無料・公平な情報アクセス機会の提供」という図書館の目的が主流となることで、公共図書館はどのような可能性を失ったか。また、その失われた路線で仮に図書館が運営され続けた場合、どのようなメリット・デメリットがあると予想されるか。これらについて論じよ。

B.公共図書館は公共性すなわち集合的利益をどのような経路を経てもたらすのだろうか。具体的なサービスあるいは資料選択を挙げながら、それがもたらす最終的なメリットについて論じよ。

C.公共貸与権は、図書館、出版社、著作権者、図書館利用者にどのような影響を与えると予想されるか。現段階での事実を踏まえて論じよ。

D.電子書籍公共図書館サービスにどのような影響を与えると予想されるか。現段階での事実を踏まえて論じよ。

先生は選択科目なので採点はゆるい感じでやります、心配しないでくださいみたいなことを言っていたけど、難しいじゃないですか><

本気で落とさないか心配になる。

しかしAは割りと書けたと思ったけど、提出するとき他の人の答案はびっしり書いてあるのが多くてまた自信なくす。来年もう一度とるのはいやだなあ。

午後からは先生が変わって、図書館情報資源概論に入る。

こちらは、テスト及び課題で評価。テストは選択、()埋め、記述とのこと。

おお、また記述がある。><

レジュメの()埋めをしながら先生の講義を聞く。前方のスクリーンに文字がはっきり写されるので、見やすくてよい。前の先生は楽しかったんだけど、黒板に手書きだったので見難い所が割りとあって苦労した。スクリーンに大きく写してくれると助かるなあ。

今日は図書館資料の類型と特質について習う。

最後の方は意識もうろうとしてきてしまった。

今週は木曜日までなので、残り3日、頑張ろう。

 8月11日(火)図書館情報資源概論2日目

今日は図書館資料の収集とコレクション構築について習う。

朝通学から辛くて、電車の中で最初はレジュメを見ていたけど、途中から目を閉じてしまった。午前中の授業は時間の経つのが遅くてどうしようかと思ったけど、午後になったら次々と課題があって、あわあわしながらやっていたら、あっという間に18時に。

課題は、配布された実際の図書館資料収集方針を見ながら、資料の収集についての設問に答えていくものが一つ。実際に大学図書館に見学に行って、「洋雑誌のタイトルを一つ挙げよ。巻号とISSNもわかれば書け。」のような設問が沢山書かれたワークシートを埋めるものが一つ。選書論について書かれた本の文章を読んで、「書き下ろしとはどのようなものか」のような設問に答えるものが一つ。

どれも時間ぎりぎりで、焦った。でも少しずつレポート課題が済んでいくのは嬉しい。

頭がはっきりしているうちに出来るだけ復習を済ませるのが肝かも、と思った。

明日もうまくいきますように。

 8月12日(水)図書館情報資源概論3日目

今日は資料の蓄積保管、コレクション評価・再編、出版と図書館について習う。

今日も課題が盛りだくさん。

最初は、人口3万人の1館しかない公立図書館員になったと仮定して、リストを見ながら予算5万に出来るだけ近づけて発注する図書を選ぶというもの。

そしてどういうことに気をつけて選書したかも書く。

続いて、3~4人のグループになって、3万円まで選書しなおす。

自分の選書は時間が足りなくて、全然5万円まで届かなかった。3万6千円くらいで終わってしまった。グループの方はなんとかぎりぎりまでもっていけた。

新しい大河ドラマが始まる、とかそういう情報をチェックしておくのも大事だなと。

時間内にはほとんど書けず、18時までに出してくれればいいです、という先生の声に、その後も抱え続け、結局出したのは5限前の16時半ごろ。授業中もずっと気になってて提出するまで気が気じゃなかった。

講義をはさんでまた課題。

15くらいの自治体の人口、蔵書数、貸出延べ冊数、年間増加冊数などのリストを見て各自治体の蔵書密度、蔵書新鮮度、貸出密度、蔵書回転率を計算し、一番良いと思う自治体、一番改善が必要だと思う自治体を選び、理由を述べる。

計算にはスマホを使っていいです、とのことで使ったけど、これ使わないと絶対出来ないよ~、忘れてたらピンチ、たまたま持ってたから良かったけど、事前に一言欲しかった。こちらも計算に時間をとられ、ほとんど考察らしい考察は出来ず。課題はいっつも時間が足りない。

ビデオを見て、最後の課題は、資料の取り扱い方について書かれた設問に答えていくもの。「本を読みながら喫煙しても良い。」「ビデオは立てて保存するほうが良い。」など合っているものに○、間違っているものは理由を説明する。

終わった人からリアクションペーパーも書いて提出して終わり。

今日も課題に追われた一日だった。講義の間はプリントの()を埋めるのに必死だし、この科目、一番疲れたかも。

いよいよ明日はテスト。明日が終われば夏休み。ちょっとだけほっとできる。

あとちょっと、頑張るぞ。

 8月13日(木)図書館情報資源概論4日目

今日は学問分野と学術コミュニケーションについて習う。授業は午前中で終わり。

11時半から30分の自習時間のあと、いよいよテスト。

 持込可なので慌ててレジュメに付箋をはりまくったけど、実際にはあまり役に立たず、猛スピードでめくって探すことに。

()埋めと選択問題が20問くらい、記述が2問。

問題数が結構多いので、いちいち確認していたら絶対に間に合わない。

わかる物は先に書いておいて、わからないものはあとにまわし、余った時間で確認した。しかし本の各部位の名称とか、(「ノド」はどこか、とか)請求記号の並べ方とか、図書館で仕事をしていたからすぐわかる、というものがいくつかあり、これ初めて習ったら時間かかったかもな~、図書館員でよかった、と思った。

まあ今までの授業中にも、先生いきなり「排架」って言ったってみんななんのことかわからないんじゃ、とか思うことは多々あったし、実感として理解できることも多いので、臨時職員のペーペーとはいえ、全くの初めての方よりは、だいぶ有利かな、と思う。

テストの記述は、「コレクション中心評価法について説明せよ。」と、「パッケージ系電子出版物に生じる問題に対する対応について説明せよ。」の2題。

テストの後は、茶話会に出席した。

別の会場に軽食が用意されていて、立食パーティーの形式で、交流会が行われるのだ。

参加は任意。でもいろんな人とか先生ともお話してみたくて、出席。結果、とても楽しかった。けっこう学生さんが多いし、司書を目指すわけではなく、資格だけとろうかと思って、という方も多い。先生とも3人お話し、これから始まる科目については予習の内容とテストについても聞いてしまった。1時間半、あっという間だった。

後半にもこういう機会とまた3日くらいのお休みがあるといいのにな。

そして今日から日曜まで3日ちょっと、夏休み。やっと一息つける~。

ここまでで14科目中5科目が終わり、3分の1が終了。

後半が内容的にも体力的にも厳しいと予想されるので、しっかり体調を整えて、備えましょう。

 8月14日(金)夏休み1日目

 今日から3日間の夏休み。

しかし、あまりのんびりはできない。

児童サービス論の事前課題と、図書館情報技術論の予習をしなくてはならないのだ。

情報技術論の方は任意だけれど、情報の教育はほとんど受けてこなかった世代だから、やっぱり気になるので予習したい。

といいつつ、疲れていたのか、ほとんど一日中、寝て終わった^^;)

8月15日(土)夏休み2日目

児童サービス論の事前課題のため、近隣の大型書店と、自分の勤めている図書館に行く。両方とも絵本売り場や児童絵本コーナーを観察し、気づいたことを書き出すのだ。

大型書店には何度も行ったが、絵本売り場に入るのは初めてで、そのカラフルさに圧倒されてしまった。そのあとは図書館に。司書の方に質問もした。

なんだか今日は出かけるときから頭痛がして、帰ってきてからもずっと頭が痛く、続きは明日やることにして、頭痛薬を飲んで早々と寝てしまった。

8月16日(日)夏休み3日目

朝起きたら頭痛は治っていた。

なぜか早朝4時に目覚めてしまったので少し情報技術論の予習をする。

先生が参考図書の一部をパソコンでアクセスして見られるようにしてくださっているのだが、字が小さすぎて読みにくいので、載っているページを確認しながら、ほとんど手元にある参考図書で読む。参考図書を買っていてよかった~。

6時頃にまた寝て8時に起きる。

昨日のレポートの清書と、総合感想を書く。

あとは予習をしなければなのだが、大学図書館で借りたエッセイが明後日返却期限だったので急いで読んでいたら夜になってしまった。

これからまた予習をします。でも読んでいると眠くなってしまうのだよな。。。

結局課題以外はほとんど寝ていた夏休みだった。。。

明日からまたみっちり授業が始まる。

うまくいきますように。

 

8月1日~8月7日まで

8月1日(土)図書館概論1日目

今日から図書館概論。睡眠はたっぷり7時間で登校。しかし通学に1時間半以上かかるのはやはりしんどい。途中駅でつい、ああこの駅に住んでいたらなあ、と思ってしまう。まあその分緊張感を持って生活できているので、いい面もあるが。

今日の先生は最初にスライドショーで自己紹介とガイダンスをしてくださった。

評価の配点は、出席点30点、レポート(グループディスカッションの課題)30点、試験40点(持ち込み不可、基本的な事項の確認程度のレベル)とのこと。

出席点とレポートについては、3日間出れば入ると思ってください、とのこと。

少し気分が楽になるも、その後の話し合いで自分のグループの書記に任命される。

書記の書き方でそのグループの点数が決まるとのことなので責任重大。書き方によっては減点されることもある、とのこと。たいへんだ~(><)

リーダーにはグループ唯一の男性が任命された。

グループで話し合ったテーマは3つ。「いい図書館、悪い図書館」「本が何冊あれば図書館か?」「身近にあるパレートの法則

だんだん話せる人も増えてきて、楽しくなってきた。

ひとまず今週は終了。

来週からはいよいよ月曜から土曜まで9時18時という、怒涛の6連ちゃんの日々が始まる。

とにかく健康で元気に通いきる!と自分に言い聞かせる。

よく寝ると授業の頭への入り方もいいような気がするので、やはり睡眠は大事。

というわけで今日も早く寝る。

8月3日(月) 図書館概論2日目

今日は情報システムと社会、情報政策、情報の制度などについて習う。

パソコンやインターネットの成り立ちなど、難しいカタカナ用語がいっぱい。

先生の言われた単語にマーカーを引きながら授業は進む。

ディスカッションのテーマは「身近にある情報格差の例」「とある論争がある資料について公共図書館で入れるかどうか、またその条件」

この先生は、1時間に1回程度こまめに休憩を入れてくださるのでやりやすい。

ジョーク交じりのテンポ良い説明もわかりやすく、面白い。よく映画の資料を見せてくださるのもメリハリがついて楽しい。

笑いながら思わず引き込まれて聴いてしまって、全然眠くならなかった。

いよいよ明日はテストだ~ということで、先生が形式を教えてくれる。 

修正○×問題が出るとのこと。

では用語をきっちり覚えなければいけないのではないか?と考え、一応試験勉強。

久々に声に出してぶつぶつ言いながら復習、受験勉強以来かも。

12時就寝。

8月4日(火)図書館概論3日目

睡眠4時間半で登校。今日は早く寝る、と誓う朝。

ディスカッションのテーマは「公共図書館において悪臭等で周りの利用者の迷惑になっている利用者に対してどうするか?」「自館で適切に保存できないと予想される貴重書についてどうすべきだと考えますか?」

今日は検閲と規制、図書館の制度と機能について習う。

全部終わったあと、1時間の自習時間のあと、テスト。

修正○×は予想通り、用語説明の文章について丸かばつをつけ、間違っている場合正しい答えを書く、というもの。

論述はテーマを2つ選択し、意見と根拠を述べるもの。ディスカッションでやったものも出るのでそこから選ぶと良い、とのこと。意見の内容ではなく、論理的に述べられているかどうかで採点とのこと。

相変わらず論述は苦手。これでよいのかわからない、と思いつつ提出。

とりあえず2科目目も終わった。朝の誓い通り早く寝るぞ。

明日もうまくいきますように。

 8月5日(水)図書館制度・経営論1日目

今日から3科目目に突入。テストがふたつ終わったのでちょっと気が楽に。

最初に先生が自己紹介をしてくださる。大学勤務41年、大学図書館勤務35年という大ベテランの先生。専門は経営学とレファレンスサービス。

そして亜細亜大の司書講習を立ち上げた方でもあった。ありがたや。

最初に、欧米では大学院卒でないと司書にはなれない、司書は皆サブジェクト・ライブラリアンであると話される。それぞれに専門分野を持ち、学会で論文を発表し、というのが司書なのだそうだ。これが世界の常識です、覚えておいてくださいとのこと。知らなかった、かっこいい~。

今日は「今日の社会的背景と経営」「図書館経営の基本思考」について経営の基礎から学ぶ。今日の情報化社会において、図書館は図書の館ではなく、情報センターへ変身しなければならないとのこと。今までの授業でもこのことは習ってきたけれど、何か習うたびに、今まで業務にあたって、これはどうなんだろう?と疑問に思っていたことにすとんすとんと答えが出る感じがする。例えばこれだったら、前に尋ねられた「図書館で行きたい場所への行き方を聞いてもいいの?」という質問には、当然答えていいのだ、答えるべきだ、ということがわかり、すっきりした。ちなみにそのときはすぐネットで調べて答えたけど。生涯学習時代において、情報は力であり、情報リテラシー、情報活用能力が問われる今、図書館が果たす役割は大きいとのこと。

経営のお話はいろんな実例をあげながら進み、とても楽しい。

今日も一度も眠くなることなく、引き込まれるように聴いてしまった。

テストは論述はなく、理解度をはかるもの(○×とか、穴埋めとか、選択とか)ということで、少しほっとする。頑張って覚えよう。

今日も復習しようと思ったのに、あまりに面白かった内容を興奮して家人に喋っていたらもう寝る時間。 

明日はテスト勉強だし、今日の復習は明日の朝電車でやることにして、もう寝よう。 

 明日もうまくいきますように。

8月6日(木)図書館制度・経営論2日目

電車で復習しながら登校。

電車で復習するようになってから、目的地に着くまであっという間になった。

朝は頭が冴えていて勉強に最適というから、この時間を逃すのはもったいない。

今日は図書館の人的資源の整備、養成、情報源の整備、図書館の組織化と管理・運営について習う。今日はなぜか午後2時くらいからだんだん時間が長く感じるようになってきた。時計を見ていてもしょうがないので最後の方は時計を見ないことにした。

なんとか終了。まだ今週あと2日あるから気は抜けない。しかしテスト勉強は全くやらずに寝てしまった。復習を兼ねて授業中はノートをとっているから、これが頭に入っていることを願う。

 8月7日(金)図書館制度・経営論3日目

今日はテスト日。朝の通学時もぼーっとしていて途中で、は、今日はテストだった、と気づきレジュメを見ながら通学。

まだ10ページくらいあるレジュメ、本当に終わるのだろうかと思っていたら凄いスピードで進みだして、本当に終わったのでびっくり。

そしてテスト前の自習の時間はなくテストだった(泣)

しかし苦手な論述はなく、○×問題や穴埋め、選択問題だったので、持ち込み可のレジュメやノートを見つつ、なんとか大体は出来た。ほとんど先生のレジュメには書いていない、自分のマーカーやメモが役に立った感じ。

細かくメモを取っていてよかった。

やりきった感に浸りつつ帰宅。

明日以降もうまくいきますように。 

 

受講開始~7月31日まで

7月29日(水)生涯学習概論1日目

いよいよ今日から受講開始。

興奮のせいか昨晩睡眠2時間半で登校。

今日は絶対に早く寝ると誓う。

大学出て以来久しぶりの講義はなんだか頭に入ってくるんだかこないんだかなふわふわした感じ。

先生は「レジュメのどこに何が書いてあるかさえわかれば、覚えなくていいですよ~」とおっしゃる。

試験は持ち込み可。

ちょっと気が楽になるも、あまりの頭に入らなさに不安はなくならず。。。

寝不足のせいかさすがに午後は少し眠くなってしまった。

下を向いていると頭に入らなくなる時があり、顔をあげて先生の顔を見ていたほうが、頭に入りやすいような気が。お昼は学食でラーメン。400円なり。

注文していた推薦図書が入荷したとのことで、1冊だけ今日貰う。

なんとか一日乗り切った。とにかく明日も頑張ろう。

7月30日(木)生涯学習概論2日目

昨日はちゃんと睡眠を取れたので、すっきりした気分で学校へ。

しかし朝のうちは反発性のいすが座りずらくて、どうにも居心地が悪く授業に集中できず。休み時間に教室の左右に一列だけある普通の椅子の席に移動したらとっても楽で、やっと落ち着いて授業を受けられる。お昼は学食で麻婆豆腐。350円なり。

なぜか午後2時くらいから頭が冴えてきて、先生の話がよく理解できるようになる。

睡眠ってやっぱ大事なんだなあ。寝られる日は早く寝ようとまた決意。

最後に先生がテストの問題数と、出題形態を教えてくれる。

選択問題1問、用語説明2問、論述1問とのこと。

明日はいよいよ試験だ。一応復習していたら、12時になってしまった。

試験がうまくいきますように。

7月31日(金)生涯学習概論3日目

睡眠5時間のため、少し眠くて頭がぼーっとしたまま学校へ。

今日の午後は、先生がテストに備えて重要な箇所を復習してくださった。ありがたや。

そしてこれもテストに備えてあるテーマについて、グループディスカッション。その後何組か発表。

1時間の自習時間ののち、いよいよテスト。

十何年ぶりかの論述に苦戦。まったく書き方を忘れている(><)

先生がせっかくディスカッションで準備してくださったのにうまく活かせていない感満載で尻切れトンボに終わる。

今日帰ったら論述の書き方を勉強しようと思いつつ帰宅。

もしだめだったらまたチャレンジするのみだ。

帰りにブックセンターで注文していた推薦図書6冊を受け取り、スーツケースがらがら引きつつ帰宅。スーツケースは持って行ったほうがいいよと経験者から助言されていたが持っていってよかった。おかげでムダに体力を消耗することなく帰ってこれた。

論述問題は以下の通り。

生涯学習社会の理念について、教育基本法では、どのように規定されているかを説明してください。その上で、公立図書館が今後さらに人々の生涯にわたる学習活動を支援していく地域の拠点施設としての役割を担うには、どのようなことが重要になってくると思われるか、貴方の考えをとりまとめ、論述してください。」

 

ガイダンス

7月28日(火)

今日は開講式とガイダンス。

朝からどきどきして手足が汗びっしょり(笑)

暑い日差しの中、がらがらとカートを引いて学校へ。

集まっている人たちは老若男女、幅広い年齢層という感じ。

まず始めにキャリアセンター部長と司書講習運営委員長からあいさつ。

続いてガイダンス。次に亜細亜大学教授で児童文学作家の斉藤洋先生の講演会。

最後に教科書を購入して終了。教科書だけだと6点で11,970円だけど、私は推薦図書も全て買ったので、全14点で29,830円なり。

運営委員長は、「毎年90何パーセントの人が修了できているから、単位に関してはあまり心配しなくても大丈夫。」とおっしゃったので、とても気分が楽になったのですが、そのあと「図書館情報技術論」の先生が、「例年受講生の方から、内容が難解なので事前に予習したいとの声をいただくので、今年は試験的に予習用教材を事前に電子的に配布します」とのこと。ふむ、気分が楽になったけど、不安だぞ(笑)

推薦図書は私のときには既にほとんど売り切れだったので予約する。

明日の授業には間に合わないので予習は出来ないが、仕方なし。

それ以外のものは事前に届くようにする、とのこと。

 

斉藤先生のお話はとても面白かった。

教科書販売の横に斉藤先生の著書も少しだけ置いてあったので、私は「ルドルフとイッパイアッテナ」を自分用と図書館用に2冊購入、両方サインをいただく。

こちらは図書館用に、って言ったら「〇〇図書館の皆様へ」って宛名書きを入れてくださって感激。

帰ってきてにやにやと眺めてしまった。

不安なことも多いはずなのに、今はなぜか期待でわくわくしている。

わからなそうな情報系の授業も楽しみ。

うーん、久しぶりにハイだぞ。私。

明日から9時18時でみっちり授業が始まる。

皆さん、「とにかく体調管理には気をつけて」を連呼されていて、自分でもとにかく「まずは元気に通いきる」ことが目標なので、夜更かしはせず、今日ももう寝ま

す。明日からの講習、楽しみ。元気に通えますように。