司書講習への道

市の図書館に臨時職員として勤めて8年目の2015年夏。亜細亜大学の司書講習で図書館司書の資格を取ることにチャレンジしました。その経過を書いています。受講中の記事は2015年の7月から9月までです。古い日記が下になっています。

2018年度東京都某市立図書館嘱託員2次試験(面接)

 

こんにちは。4月採用の試験真っ盛りですね。最近、こちらの過去試験や面接の記事も

よく見られているようなので、今更ながら、昨年度の面接の記録をひとつ、投下しま

す。

 

この時いったん嘱託として働いてはいたものの、あまりの体力的なきつさに、実は

ひそかに元いた自治体の嘱託採用試験を受けていたのでした。(ちなみに3回目)

 

ではさっそくいきます。

 

面接は単独で行われました。面接官は4人いました。前に3人、後ろに1人という、

変わったスタイル。全員から質問されました。

 

以下質問です。

 

・健康面は問題ないか

・ワード・エクセルの操作は問題ないか

・作文の内容について(書いたことがここで実現できると思うか)

・今いる職場について(転職を希望する理由)

・志望動機

・異動があるが問題ないか

・通勤は問題ないか

・自然豊かなところに魅力を感じているとのことだが、どこの館に勤務してみたいか

・現在の職場と担当の仕事について

・選書はしているか

・現在の職場の雇われ方について

・現在の職場の運営方式について

 

面接官が変わったせいか、過去2回と比べると、質問内容もがらりと変わりました。

 

以前は司書の専門知識(著作権法など)や、この自治体の図書館ならではの活動につい

て、かなり細かいことをいろいろ突っ込まれましたが、今回はそういったことは全く

聞かれず、ごく普通の質問という感じでした。

 

話しているうちに途中で2回くらい質問の意図を見失いかけたので、聞かれたことに対

する回答がずれていたかもしれません。これは反省点。

 

聞かれたことに対して、具体例を出して回答できたのは良かったと思っていましたが、

結局残念な結果となりましたので、情報だけ取られて若干損をしたような気分にも。。

 

まあ良いほうに活かしてくれることを望みます。

 

今回は以上です。

 

 

 

 

 

2019年度東京都某市立図書館嘱託員1次試験(作文)

こんにちは。お久しぶりです。

前回、図書館で働くことについての警告を発しておりましたかわにんです。

 

相変わらずその心は持ち続けております。

非正規職で図書館に人生を捧げることは危ない。

これだけで長い人生を安心して乗り切っていくことは到底できません。

 

30歳以下なら狭き門である正規を目指すなり、他にも自活の道を探るなり、これだけに

頼らず何かリスク対策をとることを強くおすすめします。

 

何度も言うようですが、図書館界はブラックな職場もあります。

身体を壊して再起不能になってからでは遅いです。(そうなる前に逃げてください)

 

しかし、他にも人生設計を考えており、そのひとつの手段として。(副業とか)

あるいは、次なる手段への前段階として。正規試験に受かるまで期限を区切って。

あるいは、自分なりに綿密な計画のもと、ここで何年以内に何のスキルを身に着ける

か、身に着けてどうするのか、などなどはっきりとした目的意識を持って。

 

というふうにそれなりに考えたうえの選択であるなら、それもまた良いと思います。

 

偉そうなことを言いましたが、私もまだそうはっきりと人生設計が描けているわけでは

ありません。ただしもやっと上記のような考えのもと、個人的な事情もあり、またして

も某市立図書館の試験を受けてきました。なので、ここに様子を記録したいと思いま

す。

 

なぜブレーキをかけておきながら試験問題を記録するのか、ですが。。

 

他人からいくら「図書館はきついよ。正規は狭き門だよ。嘱託は給料低いよ、生活する

の大変だよ。破綻するよ。」とかやいのやいの言われても、ここを見ている人は、それ

でも一度図書館の仕事をやってみたいという気持ちに変わりはありませんよね?

私もそうでした。

あとは、「そうはいっても実際やってみないことには、どうにも実感がわかないからな

あ。」とか思っている人もいるのでは?私もそうでした。

 

であればさっさと受験を済ませ、憧れの図書館で働ける人を少しでも増やして、より

多くの方に実態を知ってもらい、「本当だ。図書館はひどかった。あの待遇はない。

あのやり方はない。やりがい搾取そのものだ。改善が必要だ。」などと声をあげたり、

実際に行動する人が増えてくれればいいなというのが本音です。

 

嘱託職員とか臨時職員の待遇ですが、私の実感から言うと、黙って働いていて待遇

が改善されるというようなことはほぼ100パーセントありません。

(バイトと同じ臨時職員は国が最低時給を上げればそれにつられてあがりますが、

せいぜいその程度です。第一、正規や嘱託を対象とした組合費は高すぎて、臨時職員

労働組合にすら入れません。)

 

無理のない勤務体制がとられていたり、融通がきいたり、雇止めがなかったり、選書が

できたり、ボーナスがあったりするようなところは、必ず労働組合があります。

 

そういうものはいわば労働組合が勝ち取ってきた成果なわけです。

 

考えてみれば当たり前ですよね?

忙しい正規職員の方々が、自らの取り分が少なくなるかもしれない非正規の賃上げのた

めに、わざわざ声をあげようと思うでしょうか?しかも自分は何年かで必ず異動するの

に。普通に考えれば、今の職場で人間関係さえうまくいっていれば、そんなことする必

要は感じないのではないでしょうか?(悪くても逆に感じないかもですが)

 

ストライキというのは、「人に迷惑をかけて問題を起こさないと何も変わらないから」

するものです。日々平和に過ごせていれば、そんなことする必要は、当事者以外、誰も

感じません。

そこまでいかなくても、団体交渉で正面切って要求したりしなければ(おおごとにしな

ければ)非正規の待遇はいつまでたってもこのままということです。

 

ただしこれは別に正規職員の方々を一方的に責めるところでもなくて、自分の待遇や

人生設計は人任せにせず、自力で勝ち取っていかなければならないということだと

私は思います。

 

図書館で働くことを志す皆さんが世間の荒波に飲み込まれず、軽やかに力強く、

お仕事生活を楽しいものとして乗り切っていけることを祈ります。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、今回の記録です。

 

東京都某市立図書館嘱託員1次試験(作文)

 

司書資格または司書補資格必要。事前に資格証のコピー提出を求められます。

 

書類選考はなし。1次が作文、2次が面接です。

 

1次試験:課題作文(60分)

 

与えられた課題は1問。これについて記述します。

まずメモ用紙と課題付き原稿用紙が配られます。

課題は事前には眺められません。時間までは裏返しておき、開始の合図と共にスター

ト。これらは後ですべて回収されます。

 

<課題>

少子高齢化、人口減少社会を迎えて、行政としてはどのような姿勢で業務をおこなっ

てゆくべきか、自分の部署と関連付けて具体的に述べよ。」(800字以内)

 

(メモ用紙を回収されてしまったので大体こんな感じと思ってください)

 

事前にこの自治体に勤める知人から以前の試験問題を聞いてはいたのですが、

その時から予想していたものとはまったく違いました。

(作文という形式は一緒)

 

ここは図書館だけでなく、児童支援員など他5種類くらいの嘱託員希望者が一斉に同じ

1次試験を受けます。なので「自分の部署」などという用語が出てきます。

 

図書館の試験問題としては非常にオーソドックスで、まとも(と言ったら失礼ですが)

だったと思います。

 

事前に自治体やここの図書館の特徴など、細かいことをほとんど何も勉強していかなか

ったので、そういうものが出たら即アウトでしたが、幸い、出ませんでした。

 

この問題で問われたようなことは、普段から考えているといえば考えていることなの

で、書く内容にはそんなに苦労することもなく、仕上げることができました。

 

ただし時間配分は少々読み誤ったようで、気づいたら「あと10分です」と言われて

少々焦りましたが。。。

 

申し込みは応募書類を直接持参しなければいけないというのはちょっとめんどうでは

ありましたが、その場で受験票を渡してくれるので大変助かりました。

 

また、60分の作文1問だけで1次試験が終わる、というのも非常にさっぱりしていて

よかったです。休憩を取る必要もなくさくっと帰れますし。

 

事前に作文提出を求められるとどうしても凝ってしまい、(与えられたテーマもそれな

りに難しかったりする)結局書類を用意するのに3日から1週間くらい費やしてしまった

りするので、結構な時間のロスです。(それでも1時間くらいでわりきってさくっと書

ければいいのかもですが。初心者にはかなり高いハードルだと思います。)

かといってそれに見合うだけの仕事内容や待遇が用意されているのか?と考えると

疑問だったりします。

 

有期雇用の低給料嘱託採用であるなら(しかも雇止め付き!!)、試験はこれくらい

手間をかけずにささっと終わらせていただきたいものです。

 

というわけで偉そうに書いてしまいましたが、他の施設などにも少し行ってみた感想

を総合すると、この自治体の印象はかなり良かったです。(なので逆にかなり手強い

印象でもある)

 

本日は以上です。

 

 

現状報告(12/15追記)

こんにちは。

お久しぶりです。かわにんです。

 

こちらのブログを開設してから3年が経ちました。

いまだにそこそこ閲覧されているので、今日はその後の現状を書いた記事を紹介したい

と思います。

 

司書として就職してから1年半が経ちました。

いろいろありながらも仕事は充実して楽しい日々でしたが、実は現在は休職中で、

今月いっぱいで退職を予定しています。

 

次の就職は未定です。今のところ特に次なる図書館への就職活動もしていません。

 

なぜこのようなことになったのかと、図書館で10年働いてきて、現代日本で図書館員と

して働くことについて思ったことを別のブログに書きましたので、よかったら今後の参

考にしてみてください。

 

のぞいている暇なんてないよ~、という方のために要約すると、

図書館界はほとんどが非正規で、低給料。昇給、ボーナス、退職金なし。1人暮らし

はかなり厳しい。家族を養うなんてもってのほか。職場によっては体を壊すまで働かさ

れるブラックなところもあり要注意。職員配置にも問題があり、努力が正当に報われる

とはいいがたい業界。これらは今のところ改善の見込みなし。ここで働くにはそれ相応

の覚悟と人生計画が必要。何も考えずふらふら~っと入ると若さと体力を絞りつくされ

て一生痛い目見るよ。気をつけて。」といった感じです。

sisyo-after.hatenablog.com

 司書講習を終えた直後にはこのブログで「希望はある」とキラキラしたことを語って

いた私ですが、今思うとなんて甘ちゃんだったんだ、といった感じです。

嘱託として1年半勤務した後、身体を壊して退職した現在、ここで訂正しておきます。

 

図書館界は甘くありません。そしてこの状況が今すぐに改善されるとも言いがたい。

それらを頭に入れたうえで、司書になりたい人はそれでもよいのか、進むのなら30歳ま

でに正規を受けるのか、副業して稼ぐ方を選択するのか、正規に落ちたあと、稼ぐ手段

はどうするのか、結婚してリスクヘッジするのかなどなどいろいろと人生における生存

対策が必要になるということをここで忠告しておきたいと思います。

 

バイトや臨時職員だろうが嘱託だろうが、好きな仕事だろうが嫌いな仕事だろうが、働

いていると3年なんてあっという間です。

やりがいに目をくらまされて図書館界に貴重な若さや健康を吸い取られないように、く

れぐれも気を付けてください。

 

と30代をほぼそこに吸い取られた私が申します。

今現在は私も今後の道についてもがいている最中です。

それの経過についてはまた別のブログで綴っています。

 

jiritsu-over40.hatenablog.com

皆さんのご健闘をお祈りします。

 

司書の採用試験を受けた後の対応(と面接対策おまけ)について

いったんおしまいにしたはずでしたが、ひとつだけ追加で書きます。

 

実は採用試験を受けた後の対応をあまり考えていなかったため、今回決断するまでに

かなり精神的に消耗したので、それについて書きたいと思います。

 

本気で司書の採用を目指す場合、幾つかの自治体や図書館を同時に受けることが多いか

と思います。

その際、いくら初めてで受かるかどうかわからなくても、試験の日程やそれぞれの結果

がいつ出るのかなどをきちんと把握し、自分の動向をある程度考えておくことをおすす

めします。

 

第一希望とは違うところから先に内定が出た場合、そのあとの本命の自治体を受けるの

か、辞退するのか、それともいったん受けておいて後から本命から内定が出たら断るの

か、といったことです。

 

今回私は、まさかこんな早期にどこかに受かるとは思っていなかったため、こういうこ

とを全く考えずに臨んだ結果、まさにこの事態に陥り、決断するまでの間、精神的にか

なりきつかったからです。

 

嘱託に応募するのが初めてなうえ、前回も補欠だったのでそう簡単には採用通知を断る

決断も出来ず、最初に採用通知をくれた今のところには期限までには「行きます」とお

返事しました。そしてその後本命の面接を一応受けましたが、結果はどうあれ今のとこ

ろに行く気ではいました。それでももし合格していたらどう気持ちが動くかわからず、

ている間がかなりきつかったです。

 

結果的には本命の自治体は補欠だったため、今のところに問題なく落ち着きましたが、

性格的に「行きます」と返事しておいて後から断るというのは「相手に悪い」と思って

できないタイプです。でもそれをやるのかやらないのか、などを人に相談したりしつつ

考えました。

そうしている間が精神的に一番きつかったです。

 

「行きます」とお返事した人が後から断ってくる、というのは世間ではままあることみ

たいなのですが、図書館界ではどうなのか、よくわかりません。

正直印象は悪いと思うので、あまりやらない方がいいかな、と思います。

図書館界は狭いので。それに後からまた受けようと思ったときに気まずいと思います。

こういったこともよく考えておいた方がいいです。

 

ここに行くと決めて、「行きます」とお返事した途端に気持ちが軽くなったので、決断

は早い方がいいと思います。

 

あと、臨時職員やバイトから嘱託を受けるのであれば、どこの市に入るかよりも、どこ

でもいいからまずは入って、一刻も早く実務経験を積むほうが先だと思います。

そうすればまた本命を受けなおすことも出来ますし、経験あるぶん、前よりも有利にな

っているはずです。

 

せっかく出た内定を蹴って浪人というのだけは、時間がもったいないのでやめた方がい

いと思います。

私も第一希望ではなかったけれど、今のところに入っていろいろ経験を積ませてもらっ

ていて、ここに決めてよかったと思っています。大体どこの図書館も基本的にやること

は同じですからね。

 

あと余談ですが、図書館には公共図書館大学図書館学校図書館専門図書館と館種

が色々ありますが、志望は絞るか、なぜその館種を志望したのかの理由ははっきりさせ

ておいた方がいいと思います。

 

私は最初から公共図書館を志望しており、経験も長かったので面接で特につっこまれは

しませんでしたが、以前大学図書館で勤務していて公共図書館を受けに来ていた人は、

集団面接の時につっこまれていました。「大学図書館とは仕事がだいぶ違うと思います

が、大丈夫ですか?なぜ公共図書館を志望したのですか?」みたいなことです。

よってこのあたりはしっかり考えて対策しておくことをお勧めします。

 

求人を眺めている時、あまりに公共図書館の求人がなく、大学図書館も受けてみようか

な~と思った時もありましたが、やはり私がやりたいのは公共図書館なのと、週6など

という勤務条件がどうしても飲めずに応募をやめたりしていました。

 

結果的には良かったと思います。

 

対策としても、私は公共図書館ばかり見学に行っていたので、あまりアピールポイント

にもならなかったでしょうし。。。

館種によって対策ポイントも微妙に違ってくると思うので、そこらへんははっきりさせ

ておいたほうがいいかなと思います。

 

私が嘱託に受かったと周りの人にご報告していた時によく言われたのが、「努力は報わ

れるんだな~と思った。」とか「努力が報われましたね。」とかいうことです。

私なりの努力を見ていてくれた人が沢山いるんだな、と思うと嬉しかったです。

 

具体的に何をしていたかというと。。。

 

図書館関係の本も借りて読んだりはしていましたが、あまり頭に入らないので、私はよ

くいろんな図書館を見学に行っていました。

そして気づいたことをメモしたり、今の館に活かせそうなことは改善点として提案した

りしていました。

 

あとは読み聞かせをやりたかったので、絵本を借りて読むようにしたり、児童担当の嘱

託さんに手遊びを習って、一足先に就職した他市の嘱託さんに教えたりしていました。

行動する方が性に合っているのでそうしていた訳ですが、それなりに評価してもらえた

のかなと思います。

 

あとは新聞を読むことです。

時事問題は、一次試験でよく出るのと面接で聞かれたりもするので、わりと必須だと思

います。

どういう方法かよりも、やりたいことに向かってそれぞれのやり方で努力してきた、

ということが重要なのかな、と思います。

 

あなたなりの努力が実りますように。。。 

 

お役に立てば幸いです。

 

ではでは。

 

就職決定!!!

こんにちは。お久しぶりです。

業務が始まって3週間が経ち、辞令も図書カードも健康保険証も発行していただき、無事に本も借りられたのでそろそろ大丈夫かと思うので公開します。

 

実は某団体から採用のお知らせをいただき、4月からは嘱託職員として前とは別の市の図書館で働いています。ここは指定管理館なので、某団体の嘱託職員として採用され、市から管理・運営を委託されている図書館で勤務している状態です。

 

まだ研修中ですがおかげさまで他市の臨時職員だった時より格段にいろんな仕事を任せてもらえるようになったので毎日大変面白く仕事しております。

新たにやるようになった仕事としては在架予約資料の引き上げ、ステータス変更と修理、帳票出力、予約取り消し資料の引き上げと処理、督促電話、利用者カード作成、開館時のドア開け、新聞設置、ブックポスト処理などなど。

あとは担当を持ち、イベントなども企画、運営していくことになりました。担当は入った時からYA(ヤングアダルト)をやりたいと言っていたところ希望通りあっさりYAに決まりました。

 

あと信じられないことですがここはなかなか自由にやらせてくれる館のようで、

企画もののおはなし会の運営スタッフを募集していたので手をあげたら児童担当でもないのにあっさり登用されました。

でもまあ読み聞かせとかは出来ないだろう、会場設営とか誘導とかかな~それでもいいやと考えていたら、全然がっつり全員何かを読み聞かせたり手遊びをやったりするらしいです。しかも一人を除いておはなし会やるの初めての人たちばかりで。

今日初めての打ち合わせでしたが、次回までに読み聞かせたい絵本や紙芝居の候補をいくつか考えてくるように言われました。いやーびっくりです。

しかし断然わくわくし始めました。

早速準備のために1冊借りてきました。

 

週5で働いているので週3が上限だった前職と比べると格段に忙しくなりましたが、充実度も大幅にアップしました。もちろんお給料も大幅にアップ。

昨日初めてのお給料が振り込まれていましたが、なんと前職の3.8倍。働く時間は2.3倍なので時給が大幅にアップしたことが分かります。

大変喜ばしいことです。

これでこそ頑張った甲斐があるというものです。

 

時給だと一瞬良さそうに見えてもやはりここまでのアップは難しい。

同じくらい働いても全然ここまでは届かなかったりします。

東京で一人暮らしも厳しい。

 

私が応募するときに月給にこだわっていたのはこういう理由です。

もちろんサービス残業などがないことが前提で、額面はそれなりの水準以上、という条件はありますが。

月給でもひどい額しかくれないところもありますからね。求人見て思わず声が出るほどの。市の直営で。一人暮らしはまず無理という。

なので応募するときはよく考えた方がいいと思います。

そしてやはり待遇がいいところには応募が殺到するのでそれなりに準備も必要です。

 

私は今回受けた3つの図書館のうち、ストレートで受かったのは一つだけであとは補欠合格となりましたが、その経験や前市の嘱託さんや図書館長とお話したことを踏まえて考えると、市の直営というのはやはり「市としての対応」を強く求められるような気がします。

一言で言うと「当たり障りのない対応」が出来る人が強く求められている、ということ。それが良いかどうかはともかく。そして本音でどう思っているかもともかく。

私的には思ったことがすぐ顔に出る性格なのと、言いたいことは言いたい、思ってもないことは言えないという性分のせいでここらへんが合わなかったのだろうなと推測できます。面接で批判的なことを結構言ってしまいましたから。(自分では控えたつもり)

何かを決定するときには市としてのやむを得ない事情、というのもあるわけでそのへんを君は分かっていない、というようなことを後から言われました。「外野が好き勝手に言って」みたいな印象を与えたようです。

言い方の問題もあったのだろうと思いますが、あんまり面接では批判的なことは言わない方がいいようです。って当たり前か。。もし言うなら、「市の事情」というものを自分で調査して踏まえた上で対応策、解決策まで具体的に考えていったほうがよさそうです。

その点今の組織は団体であって市の直営ではないので見方が少し違っていたのかなと思います。

そもそも市では出来ないと思ったから管理・運営を委託されているわけで。

そういった「身軽さ」のようなものは、おはなし会の一件にしても確かに感じます。

なので自分にはここが合っていたのかな、と思っています。

 

昨日振り込まれたお給料と口座残高の額を見てびっくらこき(前市の給料も同時に入っていた)、今まででは考えられないような金額を一気におろし、こんな大金盗まれたら大変とそそくさと帰宅しましたが、その間の気持ちの余裕といったらなかったです。

こんな余裕はここ10年は感じていなかった。独身の頃はいつもかつかつで結婚してからもそんなに余裕というわけではなく、いつもきゅうきゅうしていました。それが昨日はかつてないほどの気持ちのゆとりを感じました。

同時に健康保険証もいただき10年ぶりに被保険者が「被扶養者」ではなく「本人」になっているのを見てまた感激。

本当にここまで頑張ってきてよかったと思いました。

 

司書講習の学費は夫に借りていたのでまずはこれを返済し、婚約指輪のお返しも全く半額ではない微々たるものだったのでこれもきちんとお返しし、そこからは私の人生がいよいよ始まる!!!!という感じです。仕事も楽しいし、趣味のバンド活動の方でも新たな進展があり、今は本当にわくわくしています。

 

このブログのゴールとしては司書講習で資格を取り図書館に就職するまでを設定していたのでいったんこれにて目的は達成されたと考え、ここでこのブログはしめたいと思います。

 

司書としての具体的な業務についての記事はまた別のブログで書いていきたいと思っておりますので、よろしければそちらもおつきあいくださいませ。

 

臨時職員として働いていた時も思っていましたが、図書館でのお仕事は楽しいです。

今嘱託職員となってみてやはりその思いは変わりません。

いろんな自治体の図書館にお勤めの方とお話してもやはり皆同じように感じられている方が多いと思います。

一方、司書の待遇には問題が多数あります。

ほとんどの自治体では非正規雇用が多く、とても一人暮らしは出来ないお給料のところがほとんどです。また雇止め(5年までしかいられないなど)があるところも多いです。

そんな中でも私がいた自治体、今いる団体は雇止めはなかったり正規職員登用制度があったりし、贅沢は出来ずとも一人暮らしは出来る給料をくれるところなのでかなり待遇がいい方です。

しかしもちろん問題はあります。昇給やボーナス、退職金などがなく、家族を養うのは厳しいなど。。

そういったことについても次のブログでは触れていけたらと思っています。

 

現状全く希望がないわけではない、と思っています。

非正規でもなんとか暮らしていけるところもある。

そして仕事は金額よりもやりがいや楽しいかどうか、続けていけるか、の方が重要と考えるものとして、やはり図書館で働くことを諦めたくはない、と思います。

この仕事はやりがいや楽しさは保証できる、と思っているので。

利用者さんに「ありがとう」と言われる喜びはやはり何物にも代えがたいです。

そして世の中の役に立つ仕事だと思っています。情報社会になってますます。

司書を目指す方々がどうか希望を失わずに道を歩んでゆけるような活動をこれからもしていけたら、そして一緒に司書として働く喜びを味わい、待遇改善に向けても活動していけたらいいなと思い、終わりの言葉に代えさせて頂きます。

このブログが少しでもお役に立てば幸いです。

司書を目指すあなたがどうか夢を実現できますように!!! 

これからも一緒に頑張りましょう!!!

ありがとうございました!!!

 

 

 

2017年度東京都某市立図書館嘱託員1次、2次試験(作文、面接)

こちらは自分が勤めている市の、嘱託員試験の記録です。

昨年は次点に終わったので、今年また再チャレンジです。

 

一次試験は、昨年と同じ作文です。

課題は「あなたが考える図書館と司書の役割について」(1200字程度)

書式自由。

 

作文は申し込み時に持参、もしくは郵送なのですが、実はその場で書く方が楽だったり

します。締め切りまで時間があると、なかなか終わらないプレッシャーの中、ぎりぎり

まで推敲してしまって、精神的にも体力的にもやられるからです。

 

その場で書く作文は今年初めてやりましたが、書き方のコツさえ掴めば、時間内になん

とかするしかないのでなんとかなります。

 

「何々について」「他市との比較で」「自分の意見を二つ」とかいう条件をクリアしつ

つ、「800字以上1200字以内」などの指定の文字数を埋めるため、自然と書くことが絞

られるからです。指定されたキーワードに対する自分の持っている情報もかなり限られ

ますし。とにかく持っている情報で書くしかないので。

 

そして終われば無罪放免。すっきり。やる前はびびっていたけど、終わってみるとその

場で書くほうがなんぼかましや、という気分になりました。

 

とはいえ、今年もまたチャレンジすると決めたので、腹をくくって数日間作文と格闘し

ました。

締め切りぎりぎりに持ち込んで提出。

 

今年も無事一次を通過したので、二次の面接の記録を書きたいと思います。

 

面接官は7人。個人面接です。

前に2人、後ろに5人並ぶという変わったスタイルでした。

 

最初に雇用条件を説明されてから質問開始です。

 

「志望動機を教えてください」

「困った利用者にどう対応しますか」

「入ってからやりたいことは?」

 

ここらへんは鉄板の質問と言えそうです。

この一年は、カウンターでクレームを受けても、嘱託さん・職員さんには極力替わって

もらわず、全部自分で対応するようにしてきたので、昨年よりは自信を持って答えられ

ました。

 

「入ってからやりたいこと」についても、昨年も聞かれて満足に答えられなかったの

で、この一年ずっと考えてきた結果、今やりたいと思っていることを答えました。

 

次に「入ってからやりたいこと」で答えた内容について、少しつっこんだ質問。

面接官が聞きたかったことへの答えは出せず、無念。

 

「自己PRをしてください」

 

「○○図書館(現在の勤務館)について教えてください」

 「蔵書数は?」

 「年間利用者数は?」

 

「重いものを運んだり、高いところから重いものをとったりする、体力的にきつい仕事

だが大丈夫か?腰痛など身体的な問題はないか?」

 

私が「他の図書館を見に行って気付いた改善点を提案することができます」と自己PR

したため、

「どんなところを改善したらいいと思うか」

「それはこの市の図書館でできると思うか」

などとつっこんで聞かれました。

 

「4月にこども読書週間があるのはなぜだと思いますか?」

 

今年はPRすることが多かったため、昨年より質問数は減った感じですが、そのぶん

話したことに対して、深く内容をつっこんで聞かれました。

 

終わってみて、私は『市としての視点』が欠けているのかな、と感じた次第です。

市としてやれると思うか、市としてどう対応したらよいと思うか、ということがよく

聞かれました。そして満足いく答えは出せず。。。

 

しかし万年同じ給料の嘱託員の身分で、そこまで考えなくてはいけないのか・・?

という気分も。

しかし、言い出したからには、そこまで考えているのかどうか?をみるのは、ある意味

当然かもしれません。

考え出すともやもやするので、それは置いとくことにします。

 

事前に「市の面積」を聞かれたという情報をゲットしていたので、一生懸命面積を覚え

ていきましたが、全く聞かれず、完全に準備不足の「年間利用者数」を聞かれるという

失態。。。

こういうことはままあります。

 

昨年「今日の新聞記事で気になった記事とその感想」を聞かれたという情報をゲットし

たので、一生懸命、当日の新聞を読んで意見を考えていきましたが、昨年も今年も全く

聞かれず。。

 

でもまあこの質問があるという情報をゲットしたおかげで新聞を取り出し、日々せっせ

と目を通すようになったので、すこしは自分の糧になっているであろうと信じます。

筆記試験の役にも立っているだろうし。。

 

それでは今回はこのへんで。。。

 

2017年度某団体嘱託職員2次試験(面接)

こちらも無事に筆記を通過し、2次の面接に行くことが出来ましたので、様子をざっと

記録します。

 

事前に控室で、「応募時に提出した紙に書いたこと以外で」伝えたい自己PRや、

やりたいことがあれば、考えておくようにと言われます。

これはとてもありがたかったです。

5分~10分程度でしたが、この時間で持参した応募書類のコピーを見つつ、言うこと

を考えました。

 

面接は個人面接(事前通知あり)で、面接官は4人でした。

 

最初に「緊張してますかね、リラックスしてくださいね」

と声をかけてくださり、まず始めに面接官全員が自己紹介をしてくださいました。

(珍しいパターンです)

 

ここで「全員の名前を覚えないといけないのか?」と一瞬パニックになりかけましたが

そんなことはありませんでした(笑)

 

質問は面接官4人それぞれから行われました。

 

「筆記試験の自己採点結果はどのくらいか」

「市と団体に関する問題をどう思ったか」

「(その中で)印象的な問題はあったか」

「事前に提出した応募用紙に書いたこと以外で、伝えておきたいやりたいことや

 自己PR」

「この館でする仕事に対するイメージ」

「今日ここにくるまでのルートと所要時間」

「早番遅番のシフト勤務、土日勤務があるが大丈夫か」

「(用紙に書いた自己PRから)趣味のバンド活動について」

などについて聞かれました。

 

所要時間は15分。

ほぼ時間通りだったと思います。

 

昨年一番最初に受けた自分の市の面接が、司書業務や知識について細かく聞かれる面接

だったため、ここまで他自治体の図書館を二つ受けてきた印象は、「オーソドックスな

質問だな」ということです。

 

そんなに血眼になって司書の教科書を復習しなくても大丈夫というか。。

(してないけど)

 

ちょっと安心した感があります。

 

しかし前回の面接がまたしても次点となり、自分には何か決定的要素が欠けている気が

してきたので、今回の面接前には、既に他市の嘱託に合格している知人二人に話を聞い

てから行きました。

 

すると彼女たちは口を揃えて「体力は大事」と。「あと人間関係がうまくできること」

と。そして「どこまでも前向きに」と。

 

ふむふむ。周りの合格している人たちを見ていて「人間関係力」が強いことは分かって

いましたが、体力は盲点だった。。。あと「ひたすら前向き」。これも盲点だっ

た。。。

 

ということで、今回は伝える内容の方向性を少し修正しました。

 

「元気に」というアドバイスを受けて、元気に笑顔で話すようにも心がけました。

 

すると、なんだか予想外に楽しい面接となりました。

 

結果がどう出るのか。楽しみです。

 

ここへ来て、だんだん面接が楽しみになってきている自分を発見しました。

数年前までは、人生においてできれば二度と面接なんて受けたくない、と思っていた

自分なのに。びっくりです。

 

この仕事を目指すからには、数年おきに面接を受けることになるのを覚悟しておく必要

があります。ほとんどが嘱託採用で数年で雇止めになりますから。

 

しかし逆に考えれば、沢山の面接を潜り抜けてきた人のほうが、いろんなスキルが磨か

れるのではないか、とも考えるようになりました。

 

面接では、毎回やりたいことを述べたり、自己PRをしなければいけないのですから、

自然とそこでPR出来る材料を作ることには真剣になります。

 

競争社会の方が能力が磨かれるのはどこの世界でも明らかですよね。

(身分が保証された学校の先生よりも、評価制度のある塾講師の授業の方が数倍面白い

とか)(身分が保証された学校の先生でもちゃんと面白い授業をされる方はいらっしゃ

いますが、全体的な傾向として。)

 

そう考えると、数年おきに面接も悪くないと感じるようになりました。

海外では3年おきぐらいに館を変わって能力を磨くのが普通、というのも何かの本で読

みましたし。(2019年2月4日追記:ただしそれは雇止めなどないところのお話みたい。

市の中で異動がある、ということみたいです。)

(海外では司書はきちんとキャリアが形成できるのです)

 

今の公共図書館の嘱託員に一番必要とされているのは知識や発想力、問題解決能力とか

ではなく、コミュニケーション能力、体力、精神力なのだなということがうすうす分か

ってきて、なんだかなあ、という気分はありますが。

(司書は接客業でもあるので、コミュ力は必須ですが)

 

しかし、まだどこの嘱託にもなれていない状態で、なんだかんだ言っていても仕方ない

ので、引き続き頑張りたいと思います。